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ULTRAMAN 第4巻発売記念 特別インタビュー

黒部 進
ULTRAMAN スペシャルインタビュー第3弾 黒部 進

1966年放送の初代「ウルトラマン」にて主人公ハヤタ・シン役を務めた黒部進さんに、本作品の魅力を語っていただきました!

―― 黒部さんは1963年に映画主演デビューを飾り、3年後に「ウルトラマン」の主役ハヤタ・シン役に抜擢されたそうですが。

当時、ぼくの家には電話がなかったから予定はすべて電報で来ていたんです。

それである日、東宝の演技課から呼び出しがあって、その時いただいたのがハヤタ隊員の役だったんですね。あのオレンジ色の隊員服が当時はもう派手で派手で、衣装合わせの時にみんなで『これ着るの!?』なんて話をしたのを覚えています。でも実際の撮影に入ってみると隊員5人のチームワークはすごく良くて。みんな、役柄と人柄が共通しているようなところがあって、和気あいあいと撮影していましたね。

―― 作品本編は放送すぐに高視聴率を記録し、社会現象にもなりましたが。

今みたいに娯楽の多い時代じゃなかったですからね。それでも、やっぱり「ウルトラマン」は秀逸な作品だったんだと思います。

実は放送当時、ぼくの家にはテレビもなかったので、全編をちゃんと観たのはずっと後になってからなんです。それで、改めて作品を観てみると涙が出そうになるくらい良い作品なんですよ。やっぱりその中には円谷英二さんのスピリットというものがあって、“怪獣でも愛情を持っている”とか、“決して血は流さない”とか。子どもに向けて作っているんですけど、そこに大人たちが責任をもって、次の世代につなげる何かメッセージのようなものを表現しているんです。何と言っても“子どもは国の財産”ですからね。

―― “子ども”と言えば、本誌連載中の「ULTRAMAN」でも、早田進(ハヤタ・シン)と息子・進次郎の親子の絆がひとつのテーマになっています。ご覧になっていかがですか。

親子の絆っていうのはいいですね。それに、この初代ヒーローのウルトラマンになれるのは、ぼく一人しかいないからね。それをこういう風に描いてくれるのはすごく嬉しい。

漫画っていうのは何よりも面白くなきゃいけないと思うけど、円谷英二さんから始まって、それぞれのウルトラマンが残したスピリットのようなものを受け継ぎながら、長く続けていって欲しいですね。ウルトラマンの中には色々なものが詰まっているから、読む人にそれを感じ取ってもらえる、伝えられる作品になればいいなと思います。

そうそう、そう言えばこないだ我が家に遊びにきた家族連れの子どもが「ULTRAMAN」のファンだって言っていましたよ。まだ3巻を買っていなかったのでぼくのをプレゼントしたらすごく喜んでいました。本当にすごい人気なんですね。

4巻で累計100万部となります! 今後もよろしくお願い致します! 黒部さんありがとうございました!

  • 黒部 進
  • 黒部 進

くろべ・すすむ

1939年10月22日生まれ。富山県出身。1963年、東宝映画『暁の合唱』にて俳優デビュー。
1966年、「ウルトラマン」にてハヤタ隊員役を務める。同役で、映画『大決戦! 超ウルトラ8兄弟』、『ウルトラマンサーガ』にも出演。実娘は「ウルトラマンティガ」にてレナ隊員役を務めた女優の吉本多香美。

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