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アニメ「ULTRAMAN」キャストインタビュー【vol.1】木村良平さん

2018.12.25

ANIME&MOVIETOPICS

 

「月刊ヒーローズ」にて好評連載中の「ULTRAMAN」。コミックス累計280 万部の売り上げを誇る本作が、2019年4月1日、フル3DCGアニメとしてNETFLIXにて全世界配信される。

今回は、その記念として組まれた特別企画・制作陣インタビューの第1弾。お答えいただくのは、本作の主人公・早田進次郎/ULTRAMAN役を演じる木村良平さん。

モーションコミック時代から同キャラクターを担当している木村さんに、制作時のエピソードや作品に対する熱い思いを語ってもらった。

 

進次郎は発展途上の主人公「作中を通して成長してほしい」

 

--今回の「ULTRAMAN」にて、声を担当することになった感想をお聞かせください。

木村良平さん(以下、木村):モーションコミック(※)から、もう何年も演じている、思い入れの強いキャラクターだったので、あらためて担当できると知ったときはうれしかったですね。

※モーションコミック:「ULTRAMAN」の漫画のコマに動きと音声をつけた動画。2013年よりWEB上で配信された。

--ご自身が演じているキャラクターは、どんなキャラクターでしょうか? 読者に向けてご説明をお願いします。

木村:進次郎はまだまだ青くさいヤツで、「作中を通して成長してくれるといいな」と思わされるキャラクターですね。僕が幼いころ、初めて「ウルトラマン」を見た時の印象って“完成されたヒーロー”だったんです。世の中の人々を守るために「ある程度完成された大人」が、ウルトラマンという異星人とともに戦う。でも、今回の主人公はヒーローそのものではなく、ヒーローの息子なので、まだ完成されていないんですね。自分の力の使い方も分からないし、何が良いことなのかも分からない。でも、自分では「良いことをしたい」と思っているんです。青くさいけど悪いヤツじゃないんですよ。

--お話の中にあった、初めて見た「ウルトラマン」は、いつごろのお話なんでしょうか?

木村:幼稚園のときに見た初代の「ウルトラマン」でしょうか。「ウルトラマン」とか「ウルトラマンタロウ」とか、家に何本かビデオテープがあったんです。昔って、今みたいに配信されている映像を好きな時に観られるわけじゃなかったから、同じテープを何回も繰り返し観ていたんですよね(笑)。

--原作コミックの「ULTRAMAN」をご覧になっての感想は?

木村:最初に読んだ時はやはり衝撃的でしたね。

--衝撃的、というと?

木村:海外ドラマにありそうな、陰謀めいた部分が描かれていたことですね。むかし観ていたウルトラマンでは、異星人や怪獣たちの個々のパーソナルな部分って、そこまで描かれないことが多かったので…。今作はそのあたりがしっかり描かれているし、そういう意味で、少し大人向けな感じがします。30代になった今だからこそ、すごく楽しめる「ウルトラマン」ですね。ただグーで殴って力で倒すんじゃなくて、むしろ言葉で倒す、みたいな…。

 

スペシウム光線を撃てることに感激。偉大な役に関われた“ご縁”に感謝

 

--「ウルトラマン」という、長い歴史あるシリーズに関わることが決まった際に、意識したことはありますか? また、「ウルトラマン」はご自身にとって、どんな作品ですか?

木村:モーションコミックのお話が決まった時は、やっぱりうれしかったですね。自分が役者をやっていて、まさかスペシウム光線を撃つ日が来るなんて! って(笑)。男性声優として「いつかガンダムに乗りたい」って夢がよく語られたりするんですけど、「ガンダム」はシリーズものなので、いつかは乗れる可能性があるかもしれない。でも、スペシウム光線は、(初代ウルトラマンのものだから)なかなか撃てないですよね。そういったことを考えたときに、ありがたいご縁だなぁと思いましたね。

--過去に担当されたキャラクターで、今回のULTRAMAN役に匹敵するような感動はありましたか?

木村:「ウルトラマン」的な感じで言えば…とあるゲームで、“カメハメ波”を撃ったことがあります(笑)。その時も「カメハメ波撃てるんだ」って、いまと同じように感慨深い気持ちになった記憶があります。

--「いつか、こんなキャラクターを演じてみたい」というものはありますか?

木村:うーん、特にないですね。もともとアニメ声優を目指してこの業界に入ってきたわけではないので「このキャラをやりたい!」という明確な対象はいないんです。それこそいただいた役は全てご縁だな、と思っています。

--では、「ULTRAMAN」登場キャラクターで、自分の演じるキャラ以外で好きなキャラクターや、技、星人がいましたらお聞かせください。

木村:レナですかね…。後半しっかり絡みのあったキャラクターだったので。じつは進次郎って、1対1でがっつりしゃべる相手って、そんなにいないんです。なので、レナと喋るシーンは面白かったですね。あとは、今回の作品で何人か出てくる、謎を持っているキャラクターですね。先ほども少し触れましたが、この進次郎の役が決まってから、自分はあえて原作を先に読まないようにしていたので、「こいつの目的はなんなんだ?」「この先どうなるんだ?」って台本をもらうたびにワクワクしていました。

 

完成された映像に声をあてる難しさ。その中でいかに役者としての演技力をみせるか

 

--収録時に、特に印象に残っているシーンを教えてください。

木村:いろいろあるんですけど…やっぱり最初のベムラーとの戦闘シーンでしょうか。あとはその前の、街のチンピラとやりあうシーンだったりとか。モーションキャプチャーで制作された映像って、日本語で話す口元の動きまで綿密に完成されているので、そこに声を合わせていくのはなかなかの集中力と技術が必要で、かなり大変でした。もちろん、その中で声優としての演技の自由度というのもあったので、やりがいはありました。

--同じようなことを、ほかの声優さんもおっしゃっていました。アフレコ現場で、そういった演技について、ほかの共演者とお話をされたりしたのでしょうか?

木村:「どうするのが一番いいだろう?」という方法を、おのおのがやってみせたりしましたね。途中参加の役者さんも多かったので、みなさん戸惑いながら演じられていました。

--やはり、めずらしい形の収録だったのですか?

木村:めずらしいと思いますね。モーションキャプチャーを使った映像でも、ふつう口元の動きは後付けで作ることが多いので。動きが決まっているシーンが多いとと、声優側の間が取りづらいんです。

--木村さんはアニメ作品のデビューから数えても20年以上と、豊富なキャリアを誇っておられます。今回のULTRAMAN役を演じるにあたり、過去の出演作品と比較しつつ、特に気を付けたところがありましたらお聞かせください。

木村:今回の作品って、アニメなんですけど、少し実写っぽい印象があるんです。だからなのか、映画の吹き替えのようなイメージで演じたところがあります。やっぱり2Dで描き起こすアニメーションと、モーションキャプチャーを使って作る3Dとでは感じ方が違うんでしょうね。

--特撮っぽさがある感じでしょうか?

木村:自分自身、特撮の声を当てたことがないので、そこは分かりませんが(笑)。実際に人が動きを演じているので、アニメなら「音」で演出する部分を、今回の「ULTRAMAN」では(モーションキャプチャーによる)「人の細かい動き」だけで演出できてしまうんですよね。だから、声優が演出について、そこまで細かく拾う必要がない。でも、それだからこそ、かえって難しい部分もあったんです。モーションアクターさんが演じてくださったものを、受け取って声をあてるという順番なので…。完成された映像をもとに、探り探り演じるというのは、過去の作品にはない試みでした。それは、ほかの共演者さんも同じだったんじゃないかな…。

 

チーム感が強い現場。ときには遊び心満載のアドリブも

 

--アフレコ時のエピソードや、印象に残っている共演者などを教えてください。

木村:毎週欠かさず飲みに行く現場でした(笑)。ベテランの方々も、みなさん来てくださって。役者だけじゃなくてスタッフさんも交えてなので、チーム感がすごく強い現場でしたね。そんなチームなので、みなさん遊び心満載のアドリブを、よく入れたりしていましたね。高校のシーンで「ウェ~イ」と盛り上がる芝居をされている方もいて、なんだか楽しそうだったので自分もそこに混ざってみたり(笑)。そのシーンが採用されているか分からないので、実際の映像で確認するのが楽しみです。採用されてるといいな(笑)。

--アドリブって、けっこうあるものなんですか?

木村:進次郎は、残念ながら口の動きが決まっているシーンが多いので、なかなか難しかったですね。宇宙人は羨ましいです、口がないから(笑)。

--本作を監督する神山健治氏、荒牧伸志氏への印象をお聞かせください。

木村:最初にW監督体制だと聞いたときに「これは、血みどろの争いになるんだろうな」と思ったんですけど、飲みの席でお会いしてみると、全然そんなことなかったですね。ご本人たちも「すごいうまくいってるんだよ」と、お互いにおっしゃっていました。基本的に率先してしゃべるのが神山さんで、あとから穏やかに話を続けるのが荒牧さん。きっと、お2人のバランスが、すごく良いんでしょうね。

--最初の印象の「血みどろ」というのは、いったいどこから…?

木村:だって、監督が2人ですよ? ケンカにならない方がおかしい!(笑) でも実際は全然そんなことなかったですけどね。お2人とも、「大人なんだなぁ」って思いました。

 

キーワードは“深い人間ドラマ”。腰をすえて観てほしい作品

 

--では最後に、「ULTRAMAN」を視聴するファンに、とくに観てほしいところを教えてください。

木村:PVをご覧いただければ分かると思うんですが、とにかく映像の美しさや音楽の壮大さ、アクションのかっこよさがすさまじい! そこは、見ただけで十分に伝わると思うんですが、今作ではそれに加えて、“個人個人を深く描いた人間ドラマ”や“陰謀渦巻く勢力争い”といったストーリー部分にもぜひ注目していただきたいですね。ド派手な映像や音楽を楽しみつつも、どっしりと腰をすえて観ていただければ、深いところまで楽しめるのではないかと思っています。お時間をたっぷり使って、細部まで作り込まれた物語をぜひお楽しみください!

 

■プロフィール

木村良平(きむら・りょうへい)

声優、東京都出身。劇団ひまわり所属。3歳より子役などで芸能活動を開始し、次第に声優の仕事を行うようになる。アニメやゲーム作品のほか、洋画の吹き替えやライブ出演など幅広く活躍中。アニメ「ULTRAMAN」では主人公・早田進次郎役を務める。

【アニメ出演代表作】

「東のエデン」滝沢朗役、「黒子のバスケ」黄瀬涼太役、「テイルズ オブ ゼスティリア」スレイ役

 

 

取材・文/岩片 翼

写真/入江輝彦

 

 

 

■そして!本日はクリスマス!

いつも「ULTRAMAN」を応援頂く皆様へ、プレゼント企画をご用意致しました!

 

 

日頃の感謝を込めて、木村良平さん・江口拓也さん・潘めぐみさんの、直筆サイン入りポスターを1名様へプレゼント致します!

 

 

 

 

 

 

 

▼応募方法は簡単!

 

(1)Twitterにて

Twitterにて公式twitter @heros_ultramanをフォローいただき、当該の記事をRT(リツイート)するだけ!

 

 

 

 

 

応募期限は

2019年1月14日、23時59分まで。

 

 

当選は発送をもって代えさせて頂きます。 みなさま、ぜひご応募ください!

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