【青柳尊哉の徒然なるままに vol.3】何度目の青空か?(前編)
2018.02.02
COLUMNTOPICS
大好評! 連載コラム第3回は「怪獣娘(かいじゅうがーるず)」のお話!
いつも愛読ありがとうございます、編集担当のHです。
早速ですが、みなさんは「怪獣娘(かいじゅうがーるず)〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜」という番組をご存知でしょうか?
こちらはその名の通り、「ウルトラマン」シリーズに登場する怪獣たちがカワイイ女の子に擬人化するというアニメ作品で、ただいまTOKYO MXやdアニメストアなどで絶賛放送中となっています。
ということで今回は、そんな「怪獣娘」にまつわるお話をどうぞ!
ごめんください。青柳尊哉です。
さて、前回のラストで、
【Vol.3 ゴーストライターを雇う】の巻 ( ..)φメモメモ
と書きましたが、ゴーストライターを雇うことなんてできるわけがないので脳内の風景と言葉を攪拌して書き進めます。
で、ただいま「BLOODY POETRY」という舞台の稽古中なのですが、この作品は19世紀初頭の実在した詩人たちのお話なんですよ。
物語はスイス・レマン湖畔から始まりまして、僕が演じるのは、ウィリアム・ポリドーリ博士。そう、外国人。
恐ろしいほどの文学と哲学と比喩の欧州・・・否、応酬。
ですから、本日は暗号のような比喩と前置詞と哲学と真理の話をしたいと思います。
はい、しません。
本日のお話はこちらになります。
そんな訳で情報解禁です!#怪獣娘 二期 出演しています!
垣根を越えて、面白いを繋いで下さった全ての方に、応援してくださる全ての方にありがとうございます。
盛り上がる力になれるのならこんなに嬉しいことはありません。 https://t.co/CzzfEsM3Ef— 青柳 尊哉 (@takaya_aoyagi) January 9, 2018
そう、前回解禁することが許されなかった「怪獣娘」の話です!
実はこのアニメのJJ役として、声の出演をさせていただいているのです!
※ちなみにJJはジャグラスジャグラーとは同一人物ではありません。大人の事情で違うキャラクターとなっています。
思い返せば、怪獣娘2期の出演が決まったのは昨年の8月のこと。
・・・えっ!!!
そんな前に決まってたの!? って感じです。
それでは想像してみましょう、怪獣娘のアフレコに臨む青柳さんの様子を・・・
ご存知【怪獣娘さん】出演者は女子。オール女子。ホントに女子しかいません。
このキャスト表を見て羨ましいと思った者、今をときめく女性声優陣に囲まれて、何を想像する?
無限の想像力達よ、想像は自由だ!さぁ!
女子しかいない空間・・・
そう・・・僕が思い出すのは遥か昔のことだ。
青柳さんはわずか3カ月だけ高校生活というものを送りました(in 佐賀)。
入学した商業高校に新設された国際経済科。
略して「こっけい」。
『これからは英語だ!国際人だ!おれは国境を越えるんだ!』
と意気込んで、僕は扉を開けたんだ。教室の。
そして、そこに待っていたのは女子37人・男2人・・・担任さえも女子という現実。
ちなみに、乃木坂46さんの『何度めの青空か?』という曲のPVを見たことがありますか? ない人はYouTubeで見てみてください。
もうまさにあの世界です。
激しく同意であります!!!
廊下で男3人体操服に着替えるのです。
授業中にはひし形に折られた手紙が教室内を回っているのです。
たまに手元に来ても元に戻せないひし形の手紙。
オール女子という空間において男子という存在はあまりに無!
やっべー電車来てるよ!間に合ってくれ!
ふ~間に合った~・・・ん? なんだこの刺さるような視線?
この密室の空間、逃げ場はない、やってしまった・・・
ここは、女性専用かーーーーーー!!!!
というのが毎日、いや毎秒続く感じ。
まぁ女子しかいないって事態は羨ましいよりも、戸惑いと気遣いと右にならえの優等生コメントのみしか持ち合わせませんね。きっと僕の気持ちがわかる方もいらっしゃると思います。
さて、話を戻しまして、そんな女子だらけ(しかも人気声優さん)の空間に飛び込んでのアフレコです。
前回も書きましたが、アフレコ空間とは恐ろしい場所です。
初心者マークの首都高車線変更があたまをよぎります。
アイツ成長してねーな・・・
という心の声が聞こえてくるようだ。
しかし行くしかない。
せめて、せめて、お邪魔にならない様に、もう点になって小さく小さく・・・
意を決して飛び込むんだ!
ガチャ。
・・・しーーーーん。
待っていたのは一人アフレコという現実。
逆にスタッフさん含めてほぼ男しか居なかったという(笑)
大きめの「ホッ・・・。」
どの様なシーンになっているかはご覧になっていない方は是非観ていただけたら嬉しいです。
監督含めスタッフ陣と伸び伸び思いっきり演じさせていただきました!
「ULTRAMAN」にも微力ながら関わらせて頂き、「怪獣娘」にまで出演させて頂き、垣根を越えて繋がっていく事がとにかくうれしいです。
コンテンツの広さに、ウルトラマンという世界への深い愛情をいつも感じます。
2019年には清水・下口両先生が紡いできた「ULTRAMAN」もアニメとなって観ることが叶う・・・また新たに繋がっていく物語が今から楽しみでなりません。
そんな「ULTRAMAN」のアニメ化について思うことは次回の後編にて。
近日公開予定ですので、引き続きよろしくお願いいたします。
<青柳尊哉/出演情報>
○2018年2月赤坂レッドシアターにて日本初上演翻訳劇【BLOODY POETRY】出演!
2月8日~18日 赤坂レッドシアター
http://ae-on.co.jp/unrato/stage/
チケット予約申し込み http://ticket.corich.jp/apply/87700/2AT/
○ウルトラマンオーブTHE CHRONICLE
毎週(土)テレ東系あさ9時~OA中
○怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~ 第2期
毎週(火)TOKYO MX 21:54~OA中
○劇場版ウルトラマンジード3月10日公開
Profile
青柳尊哉(あおやぎ・たかや)
1985年2月6日、佐賀県出身。俳優、アルファセレクション所属。2016年「ウルトラマンオーブ」にてオーブの宿敵・ジャグラスジャグラー役を演じる。特技はサッカー、水泳、アクション・殺陣、料理(イタリア料理・デザートなど)。
http://www.a-selection-pro.jp/actor/takaya.html