【青柳尊哉の徒然なるままに vol.8】上海行ってきました! の話
2018.07.07
COLUMNTOPICS
大好評! 連載コラム第8回は「上海行ってきました!」のお話!
いつも愛読ありがとうございます、編集担当のHです。
今回は青柳さんに「上海」のお話を伺いました。
なぜ上海?
実は上海で先月、青柳さんの见面会が行われたのです!
え、见面会って何?
その答えは本文で。
それでは早速まいりましょう、青柳尊哉のワールドコラムカップ、開幕です!
寝不足です…
理由は一つ、ワールドカップ!!!
ここではまず、サッカー日本代表の思い出について書かせていただこう。
初めてワールドカップを観たのは94年USA大会。
あの時は遠くの本当に遠くの出来事で、ワールドカップより開幕したばかりのJリーグに夢中で、ドーハの悲劇の悲劇さもロベルト・バッジョが外したPKの痛みも、日本がワールドカップに出られていないことも、正直なんとも思っていなかった…。
しかし今は、この四年に一度の時間の虜である。
98年はアジア予選から一生懸命夜更かしをして、フランスへ飛んだ日本代表を誇らしく、ワールドカップ初心者の自分も熱狂して、魅了された。テレビで観てるだけだけど。笑笑
2002年は韓国との共催…この時はちょっとワールドカップじゃなかったんじゃないかって思う時がある。だって夜更かししてないから。笑笑
しかもアジア予選も無かったし。
改めて思うけど、やっぱりアジア予選から一喜一憂させてもらえるのって贅沢だよね。
ちなみに、鈴木隆行のゴールも稲本潤一のゴールも中田英寿のヘディングも森島寛晃のゴールも三都主のフリーキックも、今でも鮮明に覚えてる。
【6月の勝利の歌を忘れない】という日韓大会の代表を追ったドキュメンタリー作品があるのだが、いま見ても素晴らしい内容だ。当時の感動を思い出したい人には、ぜひオススメしておこう。
ところで、この年は僕にとっても忘れられない年である。
テレビで観ていた渋谷のスクランブル交差点に降り立ったのは、日韓ワールドカップが終わった7月の最後の日。
ジーコジャパンと時を同じくして僕の東京生活は始まったのだ。
そんな東京に出て来て、初めて日本代表の試合を実際に観に行く事が出来た。
大久保嘉人が代表デビューを飾った埼玉スタジアム2002でのことだった。
青いレプリカユニホームを買って、背番号は【7】。
今も憧れている『中田英寿』だ。
あっ、尊敬の念を込めた敬称略です。
↑ちなみにこちらは上海のファンの方が特注で作って下さってプレゼントしてくれたもの。ありがとうございます!謝謝!
当時、続々と海外リーグへ飛び立つJリーガー達がカッコよくて、凄い時代が来たなって。
06年はそんな選手達が躍動するシーンを猛烈に期待していた。
ドイツ大会はサッカーの難しさを知った。そして終わりの美学も知った。続ける美学も知った。
…というか。
ワールドカップの、サッカーの話をしていたら止まらないからこの辺でやめよう。笑笑
ただ一つ、これだけは言わせてほしい。
いつからか無くなってしまった【襟付きシャツのユニホーム】…
おれは襟付きシャツがカッコいいと思う派だ!!!
さて、それから随分と時は経ち、今年のロシア大会は初めて海外でのワールドカップ体験が出来た!
ロシアではなく中国だけど!
サッカーは世界共通だと、上海のホテルで観戦していたのだけれど、何を言ってるか分からなくてもサッカーの試合である事に違いはなくて、興奮も熱狂も変わらない。
そう、あの日観ていたのはドイツ対メキシコ戦。
今この記事を書きながら観ているのはドイツ対スウェーデン戦。
早いなぁ…時間が過ぎるのは…
あの楽しかった上海から一週間経つのか。
すみません。
説明が遅れましたね。
上海で開催された、『青柳尊哉・ジャグラスジャグラー见面会』
【见面会】=ファンミーティングを行ってきました!
上海って凄く遠くにあると思っていました。
びっくりする程近かった!!!
映画一本観たら着く距離。
これは意外だったし、知らなかった自分を少し恥ずかしく思った。
ありゃーあっという間に到着したわー。なんて思いながら税関を抜けたらやたらと人だかりが…
遠目から見てもあれは人だかりだ。
おれはその光景を知っている。あくまで人だかりから撮られた待ち構える映像としての光景を知っている。
今回は逆だ。待ち構える方へ向かう。
何故、その人だかりが待っているのが自分だと分かったのか?
目があったのだ、税関を抜けたその先で待つ視線と。
そして手を振っている…
次こういう機会がある時は堂々としようと心の底から誓います!
なんとも恥ずかしく申し訳なさとそれ以上の感動と初体験の景色との遭遇に動揺した。
だから、次は堂々と心の準備をして通り抜けます!
日本代表の面々の様に!!!
↑オーブも参戦した上海のファンミーティングにて。
そんな熱烈なる歓迎から幕を開けた上海…
何件もの取材もして頂いたし、みんな日本語が上手!
そして、ウルトラマンが本当に好きなんだなって。
とても丁寧で穏やかな空気を放つ彼らと過ごした時間は宝物です。
https://www.youtube.com/watch?v=0-6rjmQApaI&feature=youtu.be
↑その模様の一部は動画にてご覧ください。
あとね、とにかくご飯が美味しかった!!!
最初、『上海蟹は絶対食べるぞ!』って思っていたんだけど、時期じゃないって事で
『今の旬はザリガニですよ〜』って教えてもらったんやけど
ザリガニ!?
ってなるじゃない?ザリガニは違うな、あっロブスターかな?って!
そうだロブスターだ!ロブスター!!
で、翻訳機で調べてみたのよ。
ロブスター=龙虾
ザリガニ=小龙虾
ほら、小さいロブスターの事をザリガニって言うてるんやな!
って思うやん!
みんなニコニコ『ザリガニは食べられましたかー?』って聞いて来るんよ。
『いやー是非今晩食べたいですね〜』なんて軽妙なやり取りをしていたんですよ、日本語で。笑
ちなみに、イベント前日にでっかいロブスターが出てきましたね、『いや、ザリガニ違うし!小さくないし!』ってツッコミつつ肉厚のロブスターをムシャムシャ…本当に美味しかった!
素材が美味しいモノって沢山あるけど、味付けも最高だったんだよな〜。
そして翌日、旅の想い出をアップデートさせる為のザリガニが本当にやってきた…
ザリガニはザリガニだった!!!
わーい、わーい、ザリガニわーい…
とは、基本顔色を伺うタイプの青柳も出来なかった。
『えっ、どこ食べるん?どうやって食べるん?』
そこは颯爽と、アテンドをしてくれていた上海出身シャンハイガールのリちゃんが、『こうです〜♪』って手際良くザリガニをバラしていく。
小さくなるザリガニ…否、元ザリガニ。
どんなもんだ?ザリガニさんのお味は!?
って事でパクッと一口…
おぉ〜…コレは…
濃厚!!!
濃厚なエビ、口の中に優しく広がる甘さとシッカリとした歯ごたえ!!!
ザリガニ万歳!!! ナメててゴメン!!!
ザリガニ最高でした!!!
いや〜知らない事だらけだわ。
こうなると、世界の美味しいものを巡りたくなるよね〜
ん? それは、コラム的に必要なんじゃないか?
『世界の料理を食べ歩いてみました!』ってタイトルのコラムをやっている以上は…
ムムム…H氏、取材だーーーーーー!!!
さて、ジャグラスジャグラーを、ここまで連れて来て下さりありがとうございます。
とても愛されたキャラクターである事を実感すると同時に、本当にたくさんの方に育ててもらっているキャラクターなんだなと知ります。
いつまでも生き続ける事を願います。
『とても嬉しいです。
今日は来てくれてみんなありがとう!
我爱你。』
と言っています。
上海、とても素敵な時間を過ごさせて頂きました!
海を越え国境を越え、温かなウルトラマンへの憧憬はどこも変わらず輝いていました!
本当にありがとう!!! https://t.co/ximQDYS791— 青柳 尊哉 (@takaya_aoyagi) 2018年6月19日
P.S.
おれがザリガニを食べている隣で、リちゃんが『ザリガニってバルタン星人に見えますよね〜』ってニコッと笑っていた。
あれ?バルタン星人ってセミなのザリガニなの?
青柳尊哉
ちなみに今回のイラストは、いよいよ12巻が発売となった「ULTRAMAN」より獅子兄弟をお届け!
こっちは兄? 弟? 正解はコミックスで!
【担当Hより】
青柳さん、今月もコラム連載ありがとうございます。
ザリガニいっぱいお皿に載ってましたね。
『世界の料理を食べ歩いてみました!』企画、いいですね。
第2回はどこに行きましょう?
やっぱり南国がいいですよね!チケット取っておきます!
さて、次回はいよいよ8月。夏本番です。
ということで、そんな暑い夏にヒヤ〜っとする、青柳さんの「ウルトラ恐怖体験」をお聞かせください。
ちなみに僕のこれまで一番の恐怖体験は、クルマの運転中に金縛りにあったこと。本気で死ぬかと思いました。
読者の皆さんも、青柳さんに聞きたいことがあったらぜひTwitterなどでリプライいただければと思います!
それでは次回もよろしくお願いいたします!
Profile
青柳尊哉(あおやぎ・たかや)
1985年2月6日、佐賀県出身。俳優、アルファセレクション所属。
2016年~2018年「ウルトラマンオーブ」、「劇場版ウルトラマンジード」にてオーブの宿敵・ジャグラスジャグラー役を演じる。特技はサッカー、水泳、アクション・殺陣、料理(イタリア料理・デザートなど)。
○日テレ・TVアニメ「中間管理録トネガワ」菊池役レギュラー出演中!
詳しくはTwitter等をご参照下さい。
◆青柳尊哉Twitter
https://twitter.com/takaya_aoyagi
◆公式WEB
http://www.a-selection-pro.jp/actor/takaya.html