【青柳尊哉の徒然なるままに vol.34】「お気に入りのウルトラグッズ」の話!
2020.09.02
COLUMNTOPICS
大好評! 連載コラム第34回は「お気に入りのウルトラグッズ」の話!
こんにちは、編集担当のHです。
いよいよ9月、夏が終わり、もう秋です。
食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋…
いろいろ言われますが、一つよろしいでしょうか?
なぜ秋ばかりがこんなにフィーチャーされるんですかね…?
個人的に食欲は冬〜初春ですし、読書や芸術は季節関係ないですし、スポーツはオリンピックを例にとっても夏と冬だと思うのですが、なぜ秋はこんなにも押し付けがましいんでしょうか?
誰かその理由を教えてください(真顔)
さて、話はそれましたが今回は、そんな何もない秋にこそ聞きたい「ウルトラグッズ」のお話を青柳さんに伺いました!
それでは早速まいりましょう。
“施されたら施し返す” 青柳尊哉の恩返しコラム、今回もお・届・けDEATH!
9月・・・新学期、今年は時間の使い方、家での過ごし方が様変わりしてしまってどうにも調子が整わない人も多いのではないでしょうか。
思い出話を少し…
20年前の2学期始業式の日、学校を辞めた。
教室の自分の席に着いて、その当たり前にそうしてきた、当たり前にそうなる、見慣れた光景の、これから始まる想像しうる時間が、ゆっくりとでも確かに頭を駆け巡った。
「おはよ~」
「元気だった?」
「夏休み何してたの?」
「キーンコーンカーンコーン」・・・
全部が猥雑に響き、全部が嫌だった。ここにいる自分も。このままいく自分も。
そして、口から出てきた言葉は、
「辞めるわ。」だった。
全員が同じ方向へ進む。校舎へ教室へ吸い込まれていく。
そこを決意を持って逆走して進む。
校門を抜けた時の解放感は最高だった。自由だった。あの瞬間だけが今までで一番自由だった。そう思う。
踊り出し、歌い出し、駆け出してしまう、来た道を戻る時間。それまで流れていた景色が真新しく感じる。
子供だな。書きながらそう思う。逃げたんだな、嫌なことから。辛そうなことから。
自分の【一大決心】だーーー!!!
みたいにしてるけど、いろんな手続きをしたり許容してくれた親や大人たちがいたから今があるし、ワクワクした冒険を始めさせてもらえた。
感謝しかない。あの時はわからなかったけど。
学校なんて行かなくていいよ、ってことが言いたいわけじゃない。
学校でしか学べないことがあるから、行けるなら楽しんだほうがいいといまだに思う。
具体的な選択肢が学校にはあるし用意されてる場所が学校だと思うしね。
あの日教室で、口から出てきた言葉が「辞める」じゃなくて「やるか」だったら、深呼吸をしていたら、未来は違ったと思う。
後悔ではなくて、
未来を創る選択は、いつも自分が握っている。
人生は選択の連続で、学校に行こうが会社に行こうがどこで何をしていても。
あなたが決めたそれが道だし、立ち止まって流れを止めてしまったと感じたとしても、動かすことができるのもあなただし、後ろを振り向いて進みだしたとしても、それはあなたにとっては前向きだし、あなたのものだから。
ここは頑張らなきゃ! ってときは必ず出会うから、そんなに毎日頑張らないで。
どうぞ、ゆっくり、自分のペースで、他者の道を尊重しながら、自分に優しい時間であることを応援しています。
で、今回はお気に入りのグッズの話だね(笑)
きっと、新学期を迎えるとか、新生活、転勤や引っ越しとか、そういうときに、支えてくれるのは、家族や兄弟友達ばかりじゃない。
〝推し〟
推しのいる生活。
おれ、それこそ学校行かなくなって誰とも会話することなくなって、しばらくはマンガ読んだりゲームしたりしかしない日があって、凄い救われたな。
掘り下げたりするタイプじゃないから、色んなものを広く浅くだったけど(笑)
その生活の中でも、おれの当時の推しは『中田英寿』さん。サッカー選手のね。
もう間違いなく自分のアイドルだったし憧れだった。
発言も他者と向き合う姿勢もイタリアで日本人が切り開いていく物語すべても。
彼の彼だけのものを強く発信している「それ」に強烈に惹かれていた。
自分もそうありたいと。
ちなみに二度お見かけしたことがあるんだけど、腰ぬかすかと思った(笑)
あれ以上近づいたら飲み込まれていたね、確実に。
そんな自分もジャグラスジャグラーというキャラクターと出会って、推されるというか、彼が誰かの人生に深く関わっている瞬間に触れるようになって、凄く景色が変わった。
誰かが彼を知り、支えにしているって、感謝はもちろんなんだけど、自分を凄く律するようになった。
今はおれも猛烈なジャグラー推し!
彼に凄く支えられている。新しいグッズ出たら追いかけるもん。
「何そのグッズ!?聞いてないぞ!」って。
変な話かもしれないけど、ジャグラーがんばれー、どこまでも行けよー、みんなの記憶に刻まれ続けろよー。って客観的に応援してる自分がいる。
だから、家にあるジャグラーさんはホントどれも愛おしい。
見てると元気になるし、あぁジャグラー演れてよかったなって思うし、彼に、彼を応援する人たちに恥じない生き方をしたいなって思う。
これからの彼が歩む道は一体どこへ向かいどこに行き着くのか…
一緒に楽しみましょーーーー!!!
青柳尊哉
ということで今回のイラストは「ULTRAMAN」推しキャラのひとり、進次郎(スペシウム光線発射時)!
みなさんの〝推し〟はどんなキャラですか?
【担当Hより】
青柳さん、今月もコラム連載ありがとうございます!
泣いた。
泣いたよ。青柳さん。
――長い夏休みを終えた新学期。
こんがり日焼けしたクラスメイトがチラホラいる教室で、あの日僕も何となく「違和感」を覚えていましたよ。
髪の毛をバッサリ切ってイメチェンを果たした女子。
学ランのボタンを外して不良っぽくなっちゃった男子。
そして、僕の知らないあいだに成立していたクラス内のカップル数組。
と、その疎外感。
なんだか思い出すと涙が止まらないよ。
今度、白石稔ちゃんねるで、そんな話をゆっくり語らいましょう。
さて、話は変わりまして次回のお題です。
次回は10月、紅葉の季節、旅行シーズンですね。
今年は旅行もなかなか行きづらいですが、そんな時だからこそ「旅」をテーマにお願いします。
ということで次回は、
青柳さんが「ウルトラマンオーブ」もしくは「ウルトラマンZ」で行った地方ロケの旅話をご紹介していただければと思います。
青柳さん、よろしくお願いします!
読者の皆さんも青柳さんに聞きたいことがあったらぜひTwitterなどでリプライくださいね!
それでは次回もよろしくお願いいたします!
「ULTRAMAN」総集編も全3巻で発売!
そして「ULTRAMAN」15巻も絶賛発売中です!
ぜひこちらも合わせてお楽しみください!
Profile
青柳尊哉(あおやぎ・たかや)
1985年2月6日、佐賀県出身。俳優、アルファセレクション所属。
2016年~2018年「ウルトラマンオーブ」、「劇場版ウルトラマンジード」にてオーブの宿敵・ジャグラスジャグラー役を演じる。特技はサッカー、水泳、アクション・殺陣、料理(イタリア料理・デザートなど)。
【最新情報!】
●「ウルトラマンZ」メインレギュラー出演中!
毎週土曜 テレビ東京系あさ9時~放送中
対怪獣ロボット部隊『ストレイジ』隊長ヘビクラショウタ/ジャグラスジャグラー
●舞台出演情報!
9月25日(金)〜10月1日(木)
PLAY/GROUND Creation
『BETRAYAL/背信』
作:ハロルド・ピンター
演出:井上裕朗
【会場】赤坂 RED/THEATER(約150席)
※新型コロナウィルス感染予防対策として半数の客席にて上演します。
【チケット販売中】
http://j-stage-i.jp/haishin/
●「浅田弘幸×青柳尊哉×ジャグラスジャグラー コラボイラストアート~ジャグラスジャグラークロニクル~」2種類発売中!(限定品)
【額装付きシリアルナンバー入り/キャンパスアート】
【特典】
①浅田弘幸先生&青柳尊哉さん生直筆サイン入り&
②ジャグラスシャグラーの世界観を表現した
【浅田弘幸(文章)/青柳尊哉(字)】カード
ご注文・詳細はこちら
https://a-selection-pro.shop-pro.jp/
●青柳尊哉ファースト写真集『a Life』
企画立ち上げからページ選定ロケ地選びまで、本人完全セルフプロデュース1st写真集『a Life』。インタビューページからコラボページまで大ボリュームの130P!!絶賛発売中!
https://www.transworldjapan.co.jp/books/photobook/a-life.html
オフショットや限定フォトフレームも発売中!
詳しくは下記URLより
https://twjbooks.stores.jp/items/5e647188823e7c7cf1bf439b
●青柳尊哉×田口清隆監督企画空想科学ドラマシリーズ【UNFIX】
毎月1話、YouTubeにて最新話更新中!
【UNFIX】動画一覧はこちら!
詳しくはこちら→「UNFIX」公式Twitterをご覧ください。
◆青柳尊哉Twitter
◆公式WEB