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【月刊ホビージャパン】ZERO編!『ULTRAMAN SUIT ANOTHER UNIVERSE』(アナザーユニバース)第15話「鋼鉄の異次元迷宮」 掲載誌発売中!

2021.01.30

COLUMN

 

1月25日(月)『ULTRAMAN SUIT ANOTHER UNIVERSE』(アナザーユニバース)第15話が掲載されたホビージャパン3月号が発売されました!

 

http://hobbyjapan.co.jp/hobbyjapan/

 

「ヒーローズ!」で好評連載中の漫画『ULTRAMAN』(清水栄一 ✕ 下口智裕)に、もう一つの世界(アナザー・ユニバース)があることをご存知でしょうか?

 

漫画版は、今から55年前の1966年に放送が開始された伝説の空想特撮シリーズ『ウルトラマン』の、「その後」を描く物語。2021年で連載10年目に突入、100話を越え、単行本は最新16巻まで発売されています。

また、アニメ版も現在NETFLIXで配信中。世界中で大ヒットし、目下第2シーズンが神山健治✕荒牧伸志両監督によって制作中!

また、原作者清水・下口先生デザインのULTRAMAN SUITや、オリジナルキャラクターなどが登場するスマホゲーム『ULTRAMAN:BE ULTRA』も好評配信中。

特撮をルーツに、漫画・アニメ・ゲームとメディアを超え、国境を越えて世界中で愛されている新たな『ULTRAMAN』ワールド。

 

その『ULTRAMAN』ワールドに、新たな地平を開く小説シリーズが展開中!

おなじみの進次郎や諸星、北斗たちが、「ティガ」や「ゼロ」といった新たな「ULTRAMAN」とともに活躍する、全く新しい『ULTRAMAN』ストーリーが展開されています。

 

それが「月刊ホビージャパン」に連載中の小説『ULTRAMAN SUIT ANOTHER UNIVERSE』(UAU)。

著者は、『ウルトラマン』シリーズや、『SSSS.GRIDMAN』などの脚本・ノベライズでなど活躍する脚本家・小説家の長谷川圭一氏。

第1シリーズの「TIGA編」(第1~7話)は、単行本は好評発売中!

https://heros-ultraman.com/news/item/20201117/post-730

 

もちろん、原作者の清水先生・下口先生も「長谷川先生に書いてもらえて僕らは幸せ」「アナザーユニバースのキャラを本編にも出したい」

https://heros-ultraman.com/news/topics/20201216/post-744

とおっしゃるほどの大納得クオリティ!

 

 

現在、『ホビージャパン』誌上では、「ZERO編」がクライマックス!

また、前回までのあらすじを読んでいただければ、今号から読んでいただいても楽しんでいただけますので、ぜひ読みください。

 

ZERO編のあらすじ

 

・薩摩次郎青年とULTRAMAN SUIT Ver.ZERO

 

時空の裂け目から邪神ガタノゾーアとゾイガーが出現した上海。進次郎、諸星、北斗ら科特隊のULTRAMAN、そして3色のULTRAMAN=TIGAこと謎の青年ダイゴらの活躍で事態は収束したものの、上海は壊滅状態となってしまった。

復興の槌音が響く上海の被災地の中心(グラウンド・ゼロ)に、政府と科特隊の手によって《グランドーム》の建設が進められていた。表向きは復興のシンボルだが、実は次元の歪みを研究し、管理する目的の建物であった。

 

その工事現場に、再び異常事態が起こる。

次元の歪みから、異星人が操るロボット兵器《レギオノイド》の軍団が出現したのだ。

現場にいた諸星は、ULTRAMAN SUIT Ver.7を着用、レギオノイドとの戦闘にあたるが、その際に、自分の危険を顧みず、工事現場の人々を救うために奮闘する建設作業員の青年を目撃する。

彼の名は薩摩次郎……。

だが、彼は友人の命を救おうとして、レギオノイドの攻撃に巻き込まれ、空中に身を踊らせる。

もはやこれまでと薩摩青年自身が観念した瞬間……。

ガンメタリックに輝く”鎧”が現れ、彼の身を包み込み、そして驚異的な力で異星人を蹴散らしたのだ。

それを目撃した諸星には、その《鎧》に見覚えがあった。

それは、かつて諸星用に開発されたものの、実用化に至らず、科学特捜隊日本支部の地下深くに放棄されていた《ULTARAMAN SUIT バージョン0》だった。

不思議なことに、その直前、科特隊基地では、地下倉庫に眠っていた謎の《鎧》が、まるで何者がが乗り移ったかのように、ひとりでに動き出し、自ら転送装置を操作して消失したというのだ。

非公式にグランドームを守る“U警備隊”に入るように要請。薩摩は科特隊に協力することとなる。

 

 

・謎の美女マヤと黒いZEROスーツ

 

数日後、再び次元の歪みからレギオノイドの群れが出現。再びグランドームを襲撃するが、今度は諸星に加え、日本から駆けつけた進次郎と北斗が加わったことにより、難なく撃退に成功する。

そこには小型の宇宙船が残され、中には美しい女性が横たわっていた。

諸星はその女性を見て「マヤ」とつぶやく諸星。幼馴染の女性に瓜二つだったのだ。

だが、彼女は諸星の知るマヤではなかった。ムキシバラ星人によって操られる電子生命体マゼラン星人であり、諸星の記憶の中にある女性の姿を借りたのだった。

彼女は科特隊のシステムに侵入し、ゼロスーツのイレギュラーな空間転移で生じたゼロスーツの複製体〈LOPS(”Loss of Power Supply” ZERO)を発見。ムキシバラ星人はこれを利用することを思いつくのだった。

 

 

・薩摩次郎の消失と勇士の魂

 

再三のレギオノイドの襲来。薩摩次郎こと「ゼロ」も戦闘に加わるが、彼は蟻地獄のような”時空歪曲点”に吸い込まれてしまう。

諸星は、彼を救出するために「旋回式位相界面強襲穿孔システムMR-1 マグマライザー」に乗り込む。

一方、飛ばされた「ゼロ」こと薩摩次郎は、極寒の惑星でグインペ星人との死闘を繰り広げる。だが、スーツのエネルギーは切れ、氷雪の中で動けなくなるゼロスーツ。

もはや死を待つのみの薩摩青年だったが、その時、ゼロスーツに宿った何者かが、熱い想いと強い怒りを爆発させた。スーツの力ではない謎のパワーで、氷を爆砕し、グインペ星人を撃破したのだった。薩摩はこのゼロスーツに宿った熱い魂は、かつて別の宇宙で、巨大な悪しき存在と戦った勇者であることを知る。

マグマライザーでかけつけた諸星に救出された薩摩。

二人の前には黒いゼロ”LOPS ZERO”が。彼らの攻撃を受け、LOPSは姿を消す。

帰還した薩摩は、ゼロスーツに、かつて異世界で巨悪と戦った戦士の魂が宿っていること、そしてその巨悪が、この世界をも狙っていることを井手ら科特隊の面々に伝える。

「マヤ」は、諸星の少年時代の少女マヤとの思い出を読み取り、これまで抱いたことのない気持ちを抱く。

「マヤ」から「ウルトラマンの遺伝子を継ぐ者がこの世界にいる」という報告を受け、ムキシバラ星人はある作戦を実行に移す。

 

 

・進次郎救出作戦と、マルチバースの支配者

 

黒いゼロLOPSが出現……だが、井手から攻撃中止命令が下る。彼は目前の黒い甲冑LOPSの中に誰か人間が閉じ込められていること……それが、先ごろ行方不明になった早田進次郎本人であることを告げたのだった。

ムキシバラ星人は進次郎をLOPSスーツの中に閉じ込められ、はるか異次元空間に拉致しようとしていた……「ウルトラマンの因子を持つ人間」を、「偉大なるあのお方」と呼ばれる存在に献上するために…。

諸星、北斗、薩摩ら3人のULTRAMANは、意識を失った進次郎が閉じ込められたLOPSを捕らえようとするが、その時、空がガラスのように割れた。

割れた空から現れたのは大量の異星人――トガラメ星人がいた。それは、かつて若き日、諸星からマヤを奪った異星人であり、薩摩次郎にとっては、若き日に襲われたところを諸星に救われた異星人だった。進次郎は、マヤが操るLOPSスーツごと、異星人に連れ去られてしまう。

エドや井手、早田ら科特隊上層部は、進次郎が時空転移に耐えきれず、たとえ遺体となってようとも、彼の身柄を取り戻すことを決断。

強行突入仕様に装備した改造ULTRAMANスーツを装着した諸星と薩摩は、新たに開発された時空界面穿孔システム《ハイドランジャー》で、異次元空間へと突入していく。

救出のための唯一の手がかりである、LOPSに奪われたZEROランスの量子ビーコンをたどって…。

 

 

月刊ホビージャパン3月号(1月25日発売)掲載の『ULTRAMAN SUIT ANOTHER UNIVERSE』(アナザーユニバース)第15話「鋼鉄の異次元迷宮」、ぜひお読みください!

 

 

 

  • 「SC」とは?

 

さて、前回、第14回のラストに、異次元突入用に改造されたZEROスーツを《SC》仕様と読んでいました。

この《SC》が何の略かは、今のところわかりません。

しかし、ゼロで《SC》と来たら、やはりこれを思い出してしまいますね。

 

「ストロングコロナゼロ」!

ウルトラマンゼロの強化フォームの一つです。

今回は、ウルトラマンゼロの様々なフォームを紹介してみましょう。

 

・《ストロングコロナゼロ》

「ウルトラマンダイナ」の《ストロングタイプ》と、「ウルトラマンコスモス」の《コロナモード》の力を持つゼロ。格闘攻撃を主体と荒々しいパワーファイターです。

「コロナ」とはラテン語で「冠」を意味する言葉ですが、天文学では太陽の最も外側の大気を「太陽コロナ」と呼び、100万度を越える超高温のプラズマが存在するのだそうです。

この太陽のイメージを受け継いだ《ストロングコロナゼロ》は、ゼロの父親であるウルトラセブンのイメージに近い、赤をベースとした姿が凛々しいですね。

映像作品での初登場は『ウルトラゼロファイト』(2012年)。

 

・《ルナミラクルゼロ》

「ウルトラマンダイナ」の《ミラクルタイプ》と「ウルトラマンコスモス」の《ルナモード》の力を併せ持つゼロの姿で、超高速技や、超能力技を得意としたスピードファイターです。

『ウルトラマンコスモス』のルナモードと同様に、怪獣を倒さずにおとなしくさせる「フルムーンウェーブ」や、治癒能力など、慈愛に満ちた技を使うことができます。

映像作品での初登場は『ウルトラゼロファイト』(2012年)。

以上の2つのフォームは、『ウルトラマンサーガ』で出会った「ダイナ」と「コスモス」から受け継いだものですが、ゼロにとっては、この2人の先輩ウルトラマンとの出会いは非常に大きなものだったのでしょうね。

 

・《ウルティメイトゼロ》

「ウルトラマンノア」から新たな力、《ウルティメイトイージス》を授かり、それを鎧として装着した姿が《ウルティメイトゼロ》です。

《ウルティメイトイージス》は普段は《ウルティメイトブレスレット》として左腕に装着されていますが、剣状の《ウルティメイトゼロソード》や、《バラージの盾》の異名の通り、盾としても効果を発揮。弓のように使用した場合は「ファイナルウルティメイトゼロモード」と呼ばれ、絶大な威力を発揮します。

さらに、この《ウルティメイトゼロ》の力を用いると、別次元(並行宇宙)への移動が可能となります。

その結果、ゼロは「マルチバース」と呼ばれる異次元のウルトラマン世界とも往来が可能になり、複数のウルトラマン世界を繋ぐ、シリーズの中でも稀有な存在になりました。

初登場は『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』(2010年)。

 

・シャイニングウルトラマンゼロ

ウルトラマンベリアル(カイザーダークネス)に肉体を乗っ取られ、ゼロダークネスとなってしまったゼロが、仲間たちの声により復活したまばゆく輝く姿です。

他のウルトラ戦士の力を借りるのではなく、ゼロ自身の持つ「光の力」で変身し、時間を巻き戻すなどの、時間操作の能力を持ちますが、そう簡単に行えるわけではなく、相当の力を消耗するようです。

『ウルトラゼロファイト』第2部「輝きのゼロ」より登場しました。

 

・ウルトラマンゼロビヨンド

『ウルトラマンジード』で登場した最新のフォームで、ライザーとウルトラゼロアイ、使用し、後輩ウルトラマンであるギンガとオーブオリジン、ビクトリーとエックスのカプセルを使用して変身する、銀色に紫色のゼロです。

クワトロスラッガー、ツインギガブレイクなど、強力な技を持ちますが、基本的には地球人・伊賀栗レイトと一体化している時しか変身できないようです。

『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』には、「レイトさんには内緒で」特例として登場していますが、これは《ウルトラマンゼロビヨンド ギャラクシーグリッター》というさらなる強化形態になるようです。

 

 

 

さて……今回(第15回)では、この『アナザーユニバース』の中に、あるキーワードが出てきます。それは、進次郎に興味を持ち、次元を超えてさまざまな宇宙を支配せんと企む邪悪な存在と関係しますが……。

そして、その邪悪な存在と戦い、ゼロスーツに宿った戦士……とは!?

そのキーワードによって、この物語が、より巨大なダイナミックな異世界(ANOTHER UNIVERSE)へと繋がっていくことになるかもしれません…。

いよいよ、クライマックスへ!

 

『ULTRAMAN SUIT ANOTHER UNIVERSE』(アナザーユニバース)第15話は、月刊ホビージャパン3月号(1月25日発売)にて好評掲載中です!

 

 

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