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【青柳尊哉の徒然なるままに vol.55】仲の良いウルトラ俳優!の巻

2022.09.06

COLUMN

 

大好評! 連載コラム第55回は「仲の良いウルトラ俳優」について

 

こんにちは、編集担当のHです。

夏、終わっちゃいましたね。

皆さんは夏らしいこと何かしましたか?

 

海、線香花火、キャンプ、きもだめし、祭りのあとの帰り道、田んぼから聞こえる蛙の声。

僕は一つも記憶にありません。

夏っぽいこと何一つないまま季節が過ぎ去ろうとしています。

 

あ!

一個だけありました。夏っぽいこと。

 

実はわたくし、8月下旬に未確認飛行物体の撮影に成功しました。

なんだかチラチラ光る星みたいなものがあったのでスマホの最大倍率で撮ってみました。

ここに初公開しますね。

 

 

これ、もしかしてM78星雲でしょうか??? これが何かわかる方、ぜひコメントください!

 

さて!

今回はそんな宇宙つながりでウルトラマンシリーズのお話。

仲の良いウルトラ俳優について青柳さんにうかがってみたいと思います!

それでは早速まいりましょう。

 

青柳尊哉の未確認コラム!「仲の良いウルトラ俳優」をお届けです!

 


 

自由研究ってどんなことしましたか?

夏、終わるな〜と、自分が過去に提出したいくつかの自由研究を思い出していました。

あの自由研究ってのは今思えば、興味のあることに全力で取り込んだり探したりすれば良かったんだな〜なんて思います。

夏休みの最後の頃に大急ぎで準備して、研究とは程遠い時間で提出したもんだから何作ったかほとんど覚えていない。

けど、三つだけ覚えている。

 

・プラモデル(ジオラマ)

・巣箱

・漢字研究

 

これがいくつの時にやったかは覚えてないけど、この三つは覚えている。

巣箱は親父と一緒にノコギリで作った。巣箱の形を絵で描いて材料買い出して、親父と組み立てて、庭の梅の木に括り付けて、巣箱にやってくる鳥を観察した。

でも作ることに満足したからなのか、その巣箱に鳥がやってきたかどうか、とんと思い出せない。

 

漢字研究はオカンと。大きな方眼紙に部首とか冠とか偏とか書き出して、漢字を分解した表を作った。

でもほとんどオカンが作ったと思う。見てた記憶ばかり思い出すから。そしてやたら褒められていい気になった。

 

プラモデルは友達と玩具屋に行って、それがジオラマと呼べる代物かは分からないけど戦車のプラモデルを買って組み立て色を塗って、小さめのゆうパックの段ボールの中に芝生を敷いて人形を立てたり樹を植えたりして小さな世界を作った。

研究かは分からないけど、そういうものを作って出した。というか見てもらいたかった。

 

作るの好きなんだな。

あとは…思い出せないな〜きっと響かないものを作ったんだろうな。

こうやって並べながら思い出していると、今やっていることは毎日が自由研究みたいなもんだなと気付かされる。発見と研究の連続を選んで進んでる。

遊んで生きていたいな〜なんて思ってたけど、まあある意味で実現してるようですね。

 

そう、なんでこんなこと思い出してんのか思い出したんだけど、おれの周りの先輩が「作る」ことが好きな人多いなって。手先も器用で、あの人たちは自由研究何作ったのかなって。

 

「…毅志くんは何作ったんだろ。」

 

こういうことを考える時、大体毅志くんを想像する自分がいる。

基準とかじゃなく、なんか。

吉岡毅志くんはおれが一番苦しかった頃、違う言い方をすれば、自由だった頃を知っている唯一の先輩だと思うからかな。

 

毅志くんは懐が深い。ように見せる時もあるが笑笑

初めて出会ったのは2006年か2007年の宇梶剛士さんの忘年会。そこから年に一度、初めましてと挨拶することが5回はあった。

(あ、ちなみに、おれがはじめて出会ったウルトラ俳優は杉浦太陽くんです。)

 

まあ中々名前と顔を覚えてもらえなかったんだけど、毎年初めましてってそのやりとりは嫌いじゃなかったし、毅志くんを苦手にもならなかった。

なんてったって屈託が無さ過ぎて笑笑

 

その後、当時自分が所属していた劇団公演に出演してもらって、やっと名前と顔が一致した。

いや、して頂いた。毅志くんに。

そこから、色んな話をしたし、色んなことを聞いた。何者でもないおれを随分と可愛がってもらった。その関係は今も変わらない。だから毅志くんの前ではいつも偉そうな自分がいる。

 

「だから毅志くん違いますよ!」

「え?違うか?はははは。」

 

みたいな。

よき兄のように勝手に思ってる。ジャグラー役に決まったのを真っ先に報告に行ったのも毅志くんだし。

後輩集めようと思う時もまず最初に連絡する。先輩だけどね。いてもらえると助かる。

 

前にも書いた事あったかも知れないけど、おれはとにかく自分の言葉で相手に何か、自分を伝えるのが苦手で、相談とかもあまり出来ない。

「こんなこと聞くのも無駄かな」とか、「まあ言わなくてもいいか」とか。

わがままなんだと思う。言わないけどわかってって思ってる。

踏み込まれるのを待ってるくせに。

 

だからか、相手の話しを聞いたり、ボールを投げることばかりをするようになったのは。

 

表に立っている自分をどんなふうに思われているのかは分からないけど、喋れば喋るほど自己防衛が強くなるタイプで、それが本当の自分じゃないんだー!なんてことは言わないし、それもおれなんだけど、弱くて狡くて甘えてるおれを普通にノックしてくれるのは毅志くんで、そういう自分を認められたり気づかせてくれたのも、コミュニケーションオバケの毅志くん。

コミュニケーションのお手本は毅志くんの選びそうな言葉を選んでたりする。

絶対に人を傷つける言葉を選ばないから。

毅志くんは懐が深い。まあたまに恐ろしく頑固だけど。

 

「毅志くんてウルトラマンだったんですか?」

「そうだよ。」

「じゃあ大したことないっすねwww」

「バカヤロー!なってから言え」

 

どこかでずっと羨ましいと思ってた。

自分を覗かれるのが恥ずかしいから強がった言葉を使っただけで。

 

おれは毅志くんのようにはなれない。出来ない。ましてやウルトラマンにもなれない。

だけど自分を認めることは出来たし、違う形で誰かと関わっていられる。

青柳尊哉を救ってくれたたった一人のウルトラマンはタケシメンだ。

 

毅志くーん、ウルトラマンて…スッゲーっすね!

 

8.5年前の毅志くん置いておきます。

 

青柳尊哉

ということで今回のイラストは諸星! この顔の角度、ちょっと毅志くんに似ていますよね?

 


 

【担当Hより】

青柳さん、今月もコラム執筆ありがとうございます。

たけしマン! ガイア!!

ウルトラ俳優の繋がりは宇宙のよりも広大ですね!

吉岡毅志さん、ウルトラファミリーとしてぜひ「ULTRAMAN」もご贔屓お願いいたします!

 

ということで次回は10月! 

テーマはウルトラマン繋がりで、宇宙人について。

宇宙人はいるか、いないか?

について、青柳さんのご意見をご聞かせください!

何卒よろしくお願いいたします!

 

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ぜひこちらも合わせてお楽しみください!

 

 


 

Profile

青柳尊哉(あおやぎ・たかや)

1985年2月6日、佐賀県出身。俳優。
2016年~2018年「ウルトラマンオーブ」、「劇場版ウルトラマンジード」にてオーブの宿敵・ジャグラスジャグラー役を演じる。特技はサッカー、水泳、アクション・殺陣、料理(イタリア料理・デザートなど)。

 

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