【#声優】潘めぐみさんが寄稿!「ウルフェス最終日に行ってきました!」
2015.09.19
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暦は、もう秋ですね。
みなさん、夏は満喫できましたか?
私は大いに満喫しました。
「ウルフェス」で!
あ…申し遅れました、潘 めぐみです。
ヒーローズ「ULTRAMAN」のブログ更新も今回で4回目になるわけですが、4回中3回が「ウルフェス」ネタなんですね。
現段階で、ここでの私のほとんどは「ウルフェス」で構成されているという。
【※ウルフェス(ウルトラマンフェスティバル)の公式サイトはこちら!】
【参考(第1回目):【はんめぐ】潘めぐみさんがULTRAMANブログに登場!【#声優】】
【参考(第2回目):【#声優】潘めぐみさんが寄稿!「ウルフェス行ってきました!」(前編)】
【参考(第3回目):【#声優】潘めぐみさんが寄稿!「ウルフェス行ってきました!」(後編)】
以前も『「夏」と言えば「ウルフェス」』と書いておりましたが、
今年の夏は「ウルフェス」に始まり「ウルフェス」でなければ終われない!
ということで…
8月30日。
「ウルフェス」最終日。
この日に私も駆けつけさせていただきました。
最終日。世代を超えて本当に沢山の人々が此処に…!!
もしかしたら、ウルトラライブステージのチケットも、当日券は、すでに売り切れてしまっているかもしれない…!!
それでも、最終日、千秋楽、ラストステージだけは、立ち見席でも…!!
と、必死に願っていたところ…
チケット、取れた…ッ!!
前回、時間がなくて見きれなかったこと、出来なかったことをしようと思い立った、今回。
前回は、写真を撮ることをメインに、カメラのレンズを通して、ウルフェスを堪能しておりましたが、今回は、じっくり、一つ、ひとつを見て回ろうと…すると…場内が少しずつ変わっておりました!大きく変わって見えるところだと…
巨大ジオラマも…ほら!
before
after
(編注:ウルフェスの期間中、前半と後半で怪獣やポーズなどが変わりました)
細かく見ていくと、ほんと、ジオラマを感じさせない、この感じ。
なんだろう、この地元感というか、より身近な風景に感じます。
いつだって、この日常の風景に、ウルトラマンが、異星人が、怪獣が。
そうそう、前回、撮り忘れてしまった、ジオラマのパノラマ。
あ、そういえば、巨大ジオラマにいたらしい、隠れピグモン見つけられなかったなぁ。
隠れ◯◯系は、本当に探し切れなかったですねぇ。
些細なところにまで、たくさんの仕掛けが成されている、このウルフェス。
隠れ◯◯系でいうと、前回、見逃していた巨大なウルトラセブンのジオラマの際からこんにちは、ガンダー。
そして、前回は撮ることに夢中になっていて、一緒に撮れなかったので。
この写真一枚にも、実はエピソードがありまして…セブンを撮影する列に並んでいたところ、一組前に並んでいた、ウルトラマンを愛するママさんとお子さんに、シャッターを押すのを頼まれ、撮らせて頂いたところ、「是非、御礼に…!!」と私もセブンと一緒に記念撮影を撮って頂いちゃったのです。へへへ。
ウルトラマンがつなぐ人とのつながり。
前回に続き、今回も素敵な出会いが沢山ありました。
さあ、そのまま奥へ進むと…
展示物も少しずつ以前と変わっていたりして!
それからウルトラマンXもポージングが変わり、モンスアーマーを装着した姿で、そこに君臨しておりました。
かっこいいなぁ…。
惚れ惚れしちゃいます。
そして、更に奥へ進むと、ゴモラひろばの方に物凄い人集りが…!!
この先にウルトラマンたちが…!?
最後列の隙間から見えたのが…
ティガーーーーーッ!!
そこには、大好きなウルトラマンティガと何とも粋なマグマ星人と「大成功」の文字。
きっと此処に響き渡った沢山の声援で、ショーは大成功したに違いないです。
残念ながら、ショーの終わりの終わりにしか立ち合えなかったけれど、そこに大幸運が舞い降りてきたのです。それは…
握手会…!
ティガとの握手を求めて、会場の外に飛び出してしまうほどの長蛇の列。
それがまたもう想像を超える列の長さで。
今か今かと握手を待ち侘びながら、心の準備をしていた私ですが、不思議と待ち時間の長さを感じていませんでした。
むしろ、心の準備をするに、その待ち時間は、あまりにも短かかった!
そして、ついに、ティガと握手…!
ほんの一瞬が永遠に感じるというのは、まさにこのことか…!
あったかかったなあ。
優しかったなあ。
握手会を終えたティガに、会場のお友達と一緒にありがとうを込めた「バイバイ」を、精一杯、伝えました。
握手会を終えると、今度は人形劇・ウルトラPがはじまり、たくさんの子供たちが再び広場に集まってきました。
ここでも粋なババルウ星人とマグマ星人。彼らの会話劇は、なんとも言えぬユルさの中にスルドさがありました。子供も大人もププッと笑ってしまうような。
小さな子供たちにスペースを譲り、その場を後にしようとしたとき、また目の前にお客さんの列が…!
その先には
エーーーーーックス!!
道行く子供たち、一人、ひとりと握手を交わして、ハイタッチ。
なんて優しいんだ!!
なんてあったかいんだ!!
お、なになに…
ウルトラマンXと写真が撮れる、だとう!?
すぐさま、その列に並ぶ私。
並ぶと言いながらも、やはり待ち時間などという時間は感じさせぬほどに、その時間が一瞬に集約されていて、案の定、心の準備がし切れぬままに、エックスとの写真撮影がスタート!
「わー!エックスー!」
と思わず抱きつく私。
肩を優しくポンポンしてくれたエックス。
これぞまさに憧れのシチュエーション…!
「どんなポーズがいいですか?」
と、係員のお姉さん。
「えーっと、えっと、これで…ッ!!」
と、ポーズをとる私。
その様子に、深く頷いてくれたエックス。
やだ、カッコイイ…!!
「はい、撮りますよー!」
と、カメラのお兄さん。
瞬く間に撮影は終了。
ぎゅっと握手を交わして
「ありがとう、エックス」と伝えた私に、何度も頷いてくれて。
去り際に、我慢できずに振り返ると、最後の最後まで、手を振って見守ってくれていた。
エックス、身も心もイケメンすぎるよ…。
泣きそうになった…。
その間を惜しむくらいに、光の速さで出来上がった写真がこちら。
エーーーーーックス!!
あとあと考えたら、前に並んでた女の子は、肩を抱いてもらったりしてたなぁ。
いや、しかし、私の心は、魂は、ウルトラマンになりたかったのだ。
これで良いのだ!
これが良いのだ!
納得したところで、一息つこうと、前回、食べ損ねたウルトラマンアイスを食しに!
残念ながら、あの限定のスーベニアカップは売り切れだったけれど、食べたアイスは絶品!
ちなみにアイスの味は…
ウルートーラーマーンッ!!
どんな味がするのかというと…
まさに苺のショートケーキ!!
ウルトラマンをアイスに見立てるとこうなるのか。
ふむ、かわいい…!!
そして
美味しい…!!
アイスを堪能して、上を見上げてみると…あ、こんなところにも隠れていた…!
さて、一息ついたところで、時計を見てみると、まだウルトラライブステージまで時間があったので、先にお土産売り場・ウルトラマンデパートへ。
店頭に並んでいる商品のラインナップも変わっていて、ついつい買ってしまったのが、ULTRA-ACTシリーズのタロウとティガ。
あと、前回、指人形の海から救(掬)い出すことができなかったタロウも、今回、見つけることができました!
あ、私事ながら、つい最近、引っ越しをしたので、寝室にウルトラマンのダストボックス、普段づかいのマグカップと、生活のお供にウルトラマン!
それから、一目惚れした、このお守り!
ふむ、かわいい…!!
さて、一通り回ったところで、ウルトラライブステージの時間に。
当日券の席ということもあり、真ん中よりも少し後ろの席だったけれど、すぐ目の前に…
ウルトラマンがやってきた…ッ!!
なんとういベスポジ…ッ!!
通路という通路までも、めぇいっぱい使った演出。
登場のポーズにファイティングポーズ、ド派手なアクションまで。
終盤も近くなってきたところで、ベリアルと黒幕・ババルウ星人が、目の前に!
ベリアル、大胆なキックを披露。
陛下の貫禄よ。ズルイ。カッコイイ。ふるえた。ブレた。
こんな至近距離で見られるのは、通路席の特権。
ステージ上だけでなく、この空間全体に見せて、魅せてくれる。
戦いの中に垣間見える、たくさんの心遣い。
みんなの見たいが詰まってた。
ウルトラマン VS ウルトラマン。
ゼロとグレンファイヤーの茶目っ気全開の共闘。
作品の垣根を超えて、アンドロメロスとグリッドマンの登場。
あの怪獣王を思わせるかのごとく襟巻きを外したジーラス。
巨大タイラントとの最終決戦。
惜しげもなく、それぞれの魅力が凝縮された、究極のライブステージ。
その一挙一動に場内は湧き上がる。
「がんばれー!!ウルトラマン!!がんばれー!!」
子供たちの声援、大人たちの歓声。
千秋楽のラストステージを感じながら、クライマックスに向けて会場の熱量もヒートアップしていきます。
みんなを守るために戦うウルトラマンの想いと、ウルトラマンを想うみんなの気持ちが高まり合って、共鳴して生まれた、えも言われる感覚に、呼吸や瞬きを忘れて、大号泣。
それは、前回も、今回も、感じていたものだったけれど、今年のウルフェス38日間を締めくくるラストステージに、どこか特別なものを感じたのです。
(上段の左からアンドロメロス、ウルトラマン、グリッドマン。下段の左から、ガイア、ビクトリー、グレンファイヤー、ゼロ、エックス、コスモス、ギンガ、メビウス。)
最後の最後にステージにそろったウルトラマンたち。
もうね、最高ですよ。
たくさんの「がんばれ」が響き渡った空間は、そのあたたかさを残したまま「ありがとう」が降り注ぐ優しい空間に。
まるでみんながウルトラマンみたいだよ。
ううん、みんな、ウルトラマンなんだ。
どんなヒーローも、ヒロインも、誰しもの憧れであり、特別で。
だけど、誰かを思いやる心があれば、その人はヒーロー・ヒロインになれる。
そして、その人は、“誰か”にとってのヒーロー・ヒロインになるのだと、そう私は思うのです。
「ありがとう!ウルトラマン!ありがとう!」
たくさんの「ありがとう」が拍手と共にウルトラマンへと贈られる。
光の国へと帰っていくウルトラマンたち。
明るくなっていく会場。
上演終了のアナウンス。
席から立ち上がる人々。
瞬間に、再び巻き起こった拍手の嵐。
きっと、それは、このウルフェスに、そしてウルトラマンに携わられたすべての方々に贈られたもの。
初代であるウルトラマンから受け継がれてきた魂、伝えられてきた歴史、紡がれてきた想いが、再び今年の夏、人と人とをつなぎ、新たな世代へとーーー。
そんなことを思いながら、その場をあとにした。
すると、そこに鳴り響いていたのは、閉館の合図。
あゝもうすぐ私の夏が終わる…。
名残惜しい気持ちをグッと堪えて、心の中で、何度も「ありがとう」を呟きながら、ウルフェスの出口をくぐり抜けた…ら…ッ!!
さっきゴモラひろばにいた粋なマグマ星人とウルトラライブステージの黒幕・ババルウ星人と二人に付き添う係員のお姉さんが!!
そう、彼らは、お客さん一人ひとりを、見送ってくれていたのだ。
見送り方もまた粋な感じで、どこか憎めなくて愛おしくなっちゃうものだから、なかなかお客さんたちも、その場から離れられなくて…
この人だかりである。
このままじゃ、帰りたくなくなっちゃうよね。
だけど、うん、
「ありがとう!!」
「バイバイ!!」
「またね!!」
って伝えたら
「またなー!気をつけて帰るんだぞー!」
って返してくれて
それだけで、また泣けてきちゃうよね。
それでもって
「よいお年をー!」
なんて、夏の終わりに言ってくれちゃったものだから、笑っちゃったよね。
でも、たしかに、その言葉の通りで。
また来年も、会えるといいな。
あったかいい気持ちのまま、本格的に帰路につこうとした、の、だ、がッ!!
「ガシャポンフェスタ2015」
絶対ウルトラマンいるでしょ!!
どうやらこちらも最終日だったようだ。
ガシャポンの歴史と共に振り返る、子どもの頃に見ていた作品、
大人になってから携わらせて頂いた作品、たくさんの思い出。
案の定、そこにはウルトラマンがいました。
怪獣や異星人も。
ウルフェスでゲットした指人形も。
そうそうウルトラマンのコーナーもありました。
これ、欲しい。
ガシャポンに食らいついて離れない、ウルトラマンのTシャツを着た小さな男の子に、自分の姿を重ねたりもして。
きっと目の前にいる男の子と、このときの私は同い年くらい。
写真の右端には日付が。1993年6月。今から22年前。
母におねだりをして、初めてウルトラマンフェスティバルに連れて行ってもらった年だ。
ウルトラマンに会ったのも、握手してもらったのも、あのときが初めてで。
なんら普通の、このエスカレーターも、私にとっては特別な場所。
初めてウルフェスで、会場に向かう途中、母が手をとって乗せてくれた、エスカレーター。
ここを登って見えた景色の中に、ウルトラマンがいたのだ。
あの日、見上げたウルトラマンは、まさに光の巨人だった。
記憶というものは不思議なもので、昨日のなにを食べたのか思い出せないのに、あの頃のことはすぐに思い出せる。それも鮮明に。
やっぱり子どもの頃に憧れたヒーロー・ヒロインは永遠。
憧れは、夢となり、やがて現実にもなりうる。
「ウルトラマンになりたい。」
大人になって、仕事をはじめてから、こうしてウルトラマンに触れ、ULTRAMANに携わり、ウルトラマンと会える機会をいただけるだなんて…予期せぬ未来がやってきたものだなぁ。
人生、何が起こるかわからない。幸せなこと、この上ないです。
もしかしたら、この日、ウルフェスの会場で未来のウルトラマンに会っていたかもしれない。
そんな期待を胸に秘めながら、今度こそ、本当のほんとうに、帰路に着いた。
お家に帰るまでが、ウルフェスだ。
それから、帰宅後、一人テンションが上がって…
ウルトラマンなULTRAMANになってみた。
ちなみに、お面は、この日のウルフェスで購入し、Tシャツは、昨年の冬コミでお買上げ。
恥ずかしくなんてないよ。
だって
この言葉を背負っているからさ。(ただTシャツの背中に書いてあるだけ。)
少しだけ真面目なことを書いてきたと思ってたけど、やっぱり照れくさいんです。
なので、ちょっとした照れ隠しをさせていただきました。
逆に恥ずかしいとか、そういうこと言わない。
ヘァッ!!
今年の夏は、ウルフェスにはじまり、ウルフェスに終わった。
ウルトラマンに携わり
ウルトラマンを支え
ウルトラマンを通じて出会えたすべての方々に
ウルトラのすべてに愛を込めてー
ありがとうございました!!
(潘 めぐみ)
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い、い、い、いいんですか!?
幼少期の秘蔵の写真まで載せちゃって!!?
毎度のことながら、潘さんのウルトラブ(ウルトラ愛)には編集部一同、大変驚かされております・・・!
潘さん、いつもありがとうございます!!
人と人をつなぐ「縁」というのは、ウルトラマンのように時代を超えて、こうして巡り合っていくんですね!
今後も、潘さんの心あたたまるブログ記事を掲載していく予定なので、皆様もぜひご期待ください!
それでは!
(イベント担当・I)