【前編】ウルトラ級メシ食べてみた! 〜第4弾「HAMBURG WORKS」の40cmタワーバーガー編〜
2016.02.16
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こんにちは、レモン(編集部)です。
突然ですが、みなさんはこれまで本サイトで送りしてきた「ウルトラ級メシ食べてみた!」シリーズを覚えておりますでしょうか?
【参考:【激辛】ウルトラ級メシ食べてみた!~第1弾「希望軒」(新宿三丁目)~】
【参考:ウルトラ級メシ食べてみた!~第2弾ウルトラハイブリッドパンケーキ「Butter」(横浜)~】
【参考:ウルトラ級メシ食べてみた! 〜第3弾スパゲティーのパンチョ渋谷店の『星人』に挑戦!?】
これらはいずれもウロブチ(ウルトラマンブログ執筆チーム)によるグルメレポでしたが、今回はガチの企画を送りしたいと思います。
その名も「ウルトラメニュー大集合!!」
そう。
現在開催中の「ウルトラマンスタンプラリー」の連動企画として、東京駅構内「グランルーフ」「グランルーフ フロント」にて催されているフードイベントです。(2月26日まで)
わぁ〜、おいしそう〜。
なんて言っていられるのは料理が出てくるその時まで。
実際に料理が運ばれてきた時にはゼットン級の恐怖とインパクトが体験できます。
果たしてそのボリュームと味はいかに--!?
というわけで今回は、不肖レモンと、2代目担当・K、つまようじの男3人でイベントに行ってまいりましたので、そのご報告をしたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください 。
デュワ!
ウルトラ級メシ食べてみた! 〜第4弾「HAMBURG WORKS」の40cmタワーバーガー編〜(前編)
■2月某日
バレンタインを数日後に控えた東京・有楽町。
道ゆくカップルや酔いどれたサラリーマンを横目に、レモンは街を駆け抜けていた。
18時26分。
--マズい。後4分しかない。
じんわりと汗ばむ額を冷たい風が撫でていく。
数日前、
「K〜、つまようじ〜、ウルトラ級メシ食いに行こうぜ〜」
と、カツオを野球に誘うサザエさんの中島風に声をかけてしまった手前、言い出しっぺの自分が遅刻することはできない。
東京駅まで後200メートル。このままダッシュで行けば間に合うだろう。
チラチラと時計を確認しながら線路沿いの道をひたすら進んでゆく。
18時28分。
東京駅・丸の内改札口に到着する。
--よし、間に合った。
軽くガッツポーズを取りながら辺りを見渡すが、Kもつまようじもいない。
おかしい・・・東京駅ではなかったのだろうか。
開催場所はどこか。スマートフォンを開き、「ウルトラメニュー」で検索をかける。
「ウルトラメニュー」〜〜JR東京駅構内のレストランゾーン「グランルーフ」と「グランルーフフロント」にて開催。
そう映しだされる文字。
--なるほど、駅構内の「グランルーフ」と「グランルーフフロント」か・・・。
しかし、田舎者の自分にはそれがどこにあるのかわからない。
もう一度「グランルーフ」で検索をかける。
2013年9月20日、東京駅八重洲口に南北をつなぐ「グランルーフ」が完成。
の文字を見つける。
--ほうほう、「八重洲口」か・・・。
八重洲口。
八重洲口!?
東京駅に詳しくない自分でもそれが丸の内の反対側であることはわかる。
18時30分
スマートフォンで東京駅の構内図を表示させる。
そう。
魔界である。
構内図を見ながら現在地から八重洲口までの最短ルートを考えるが、もはやこの地図の読み解き方がわからない。
まるで3Dの飛び出す絵本を見ている気分だ。
仕方なく再び走り出し、八重洲側へ抜ける道を探す。
18時34分、携帯の着信音が鳴る。つまようじからだ。
--もしもし。
つまようじ「あれれ〜、もしかしてレモンさん、遅刻ですかぁ?」
なぜかしゃべり方が名探偵コナン調だ。
--すまない。数分で行くから少し待っていてほしい。
電話を切る。
すでにKとつまようじは合流しているようだ。走るスピードを上げ、「グランルーフ」に向かう。
18時40分。
ようやく「グランルーフ」内に到着する。有楽町から約1kmをダッシュしてきたのでコートの中は汗だくだ。
つまようじ「あれれ〜、レモンさん、遅くないですかぁ?」
相変わらずつまようじは名探偵コナン調で煽ってくる。
K「年上の人間を待たせるとはいい度胸だな・・・。お前、覚悟しろよ」
Kはさながら「ULTRAMAN」のセリフのように詰めてくる。
つまり二人とも、こういうことが言いたいのだ。
「遅れてきたんだから、お前が『あのハンバーガー』にチャレンジしろや」
そう。
数あるウルトラメニューの中でもひときわ目を引くのが、高さ40cmという「ウルトラタワーハンバーガー」だ。
4,600円(税込)という強気の値段も他の料理をはるかに凌いでいる。
これを一人で食べきるというのが今回の「ウルトラ級メシ食べてみた!」の一番のミッションだ。
しかし、誰がそれをやるのか。大事なことを決めずにここまで来てしまったのである。
--やはり自分がやるしかないのか。
覚悟を決め、このタワーバーガーを出すという「HAMBURG WORKS」に入店する。
ハンバーグ専門店だけあって、メニューはいずれも美味そうだ。
店員を呼び止め、恐る恐る聞いてみる。
--ウルトラタワーハンバーガーはまだありますか?
パンフレットによれば1日限定10食だという。少しだけ完売を祈る。
店員「はい。1つでよろしかったでしょうか?」
K「あと、オニオンリングください」
注文確定。
限定10食なのにまだ残っているとは驚きだ。
それから待つこと10分。
デカいのが来た。
しかし本当に40cmあるのだろうか。
ノートパソコン(約30cm)を横に並べてみる。
(40cm)あった。
果たしてこれを自分一人で食べ切れるのか--!?
次回、実食編に続く。
実食編はこちら→ 【小説】ウルトラ級メシ食べてみた! 〜第4弾「HAMBURG WORKS」の40cmタワーバーガー編〜【完結編】
「HAMBURG WORKS」のページは以下より。
http://www.tokyoinfo.com/shop-202.html
レモン(編集部)