「怪獣・即・殺!」SNS拡散中のヒーロー「レッドマン」を目撃せよ!
2016.05.21
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こんにちは!
こんがり小麦色の少年宇宙人ミミッチです!
みなさん!
今、話題沸騰中の「赤いヒーロー」をご存知ですか?
その名は
「レッドマン」!
出典:http://m-78.jp/news/n-3780/
今から44年前の1972年(昭和47年)に日本テレビ系の「おはようこどもショー」という番組の中で放送されていた、5分間のヒーロー番組!
毎週、月曜日から土曜日まで、日曜日以外は毎日、怪獣たちと戦い続けたヒーローです!
熱く、そして「赤い」主題歌を歌うのはヒーローソング御三家の一人、子門真人さん!
(御三家の他2名は、水木一郎さん、ささきいさおさん)
「レッドマン」は、はるか銀河の彼方、レッド星雲レッド星から星に乗ってやってきた正義のヒーローです。
身長は42m。
そして体重はなんと3万tです!
すごいですねー!
え、何がすごいかって?
3万tです!
重い?
いいえ、とっても、軽いんです!
身長は42メートルとウルトラヒーローたちとそんなに変わらないのですが、
体重はどのウルトラヒーローよりも軽い!
女性で非戦闘員である最も小柄であるウルトラの母(3万2千t)よりも軽いんです!
これは、彼がM78星雲人ではなく、彼がレッド星雲人だからなんでしょうか。
そんな、体格的には恵まれていないレッドマンですが、必殺技は、怪獣をぶっ刺すレッドアロー、怪獣をぶった斬るレッドナイフ、怪獣を投げ落とすレッドフォールなど。
光線技をほぼ使用せず、肉弾戦と、武器を使った物理攻撃で、かつてウルトラ兄弟を苦しめた怪獣たちと戦います!
それも、一度に戦う怪獣は1匹ではありません。2匹、時には3匹、4匹を同時に相手にして戦うのです!
恐るべきは、レッドマンのそのガッツ!
「悪・即・斬!」ならぬ、
「怪獣・即・殺!」といった感じで、
「怪獣」を目撃すると、速攻で襲撃!
5分以内に殲滅します!
かつて、イベントで「快獣ブースカにさえ襲いかかろうとした」というのがSNS上でも話題になりました。
ちなみに、「ねとらぼ」さんでは以下のように紹介されていました。
説明なしで怪獣をオーバーキルする通り魔ヒーロー「レッドマン」が怖すぎる YouTubeのリバイバル配信で人気が再燃
そんなレッドマンですが、
「レッドマン」って、『ULTRAMAN』と関係ないんじゃない?
とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
でも、じつはこの「レッドマン」という名前、実は「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」に関わりが深いんです。
ご存知の方も多いかもしれません。
「レッドマン」という名前は「ウルトラマン」の、そして「ウルトラセブン」の企画段階にあがっていた名前なんですね。
由緒ある名前なんですねー!
そういえば、目とか、口元なんかウルトラマンにそっくりです。
そして、ウルトラマンシリーズの派生作品であるということは、ギネスブックにも認められているので、このULTRAMANブログ的にも、
全く問題なし!
そんな、レッドマンの孤高な戦い!
まだ観たことない人、
見・た・い・で・しょ?
はい。
その「レッドマン」が、今年4月からYouTube「ウルトラチャンネル」(https://www.youtube.com/user/tsuburaya)で配信されています。
月曜日から金曜日まで毎日1本ずつ新エピソードを配信中!
現代では「レッドマン」も週休2日なんですね~!
https://www.youtube.com/watch?v=ZnTHzfecmH0
(第1話「ダークロン登場」)
時流と言いますか、この動画が配信されるや、
「すごい」
「怪獣さん逃げて!」
「まさに『赤い通り魔』だ!」
と、SNSで話題騒然となりました。
そこでミミッチ、考えました。
どうして人は、こんなに「レッドマン」の動画に惹かれるのだろうか
と。
・孤高にして、勇猛果敢なる男、レッドマン。
・小兵でありながら、複数の強敵に肉弾戦で必ず勝つ強靭さ。
・おまけに、週休1日の勤勉さ!
うーん、日本人好みですね~。
まるで真田幸村か、源九郎判官義経かといった感じです!
思わず判官びいきしちゃいます!
・そして、その精神性!
「戦い」に対する、ストイックで求道的な精神性!
そこに、「美学」のようなものを感じてしまいませんか?
そう!
何かに似ている。
これは、サムライ!
武士というよりも、むしろ武芸者、武者修行といったほうがいいかもしれません。
「仏を見れば仏を殺し、神を見れば神を殺し、怪獣を見れば怪獣を殺す…」
まさに、死の道、修羅の道、
冥府魔道をゆくヒーローです!
【参考:Wikipedia子連れ狼 冥府魔道】
ミミッチ、勝手に断言します。
「あかいあいつは、怪獣を倒すことだけに凝り固まった男、赤いサムライである」
と。
もっと言いましょう!
「レッドマンは宮本武蔵のような求道者である!」
と。
いやあ、凄いヒーローです。
ちなみに、レッドマンが毎朝、怪獣と戦っていた1972年はどんな年だったかというと、歴史上、とても特別な年でした。
いつもより一日多い閏年であり、さらに「閏秒」による秒の追加が年内に2度も(!)あったため、過去最も長かった年なのです。
そして、ウルトラ的には、
じゃーん!
出典:http://m-78.jp/ultraheroes/
『ウルトラマンA』放送開始!
同じ頃、5番目のウルトラ戦士として、ウルトラマンAが地球を訪れて、異次元人ヤプールが送り込む「超獣」と戦っていたのです。
これは、ミミッチの勝手な想像ですが、エースさんが新たなる脅威である「超獣」を倒すのに忙しかったので、レッドマンさんが「怪獣」たちを一手に倒していたに違いない!
ありがとう、レッドマンさん!
1972年には、他にもいろんなことが起こりましたが、その同じ日に、いつもレッドマンさんは、怪獣を倒しています。
・沖縄が日本に返還された5月15日。その裏でレッドマンはゴモラと戦っています!
・ウォーターゲート事件が発覚した6月17日には、グロンケン、ザウロス、ステゴンと3匹を向こうにまわしてデスマッチをしていますし、
・日本と中国の国交が正常化した記念すべき9月26日には、赤いあいつが、ドラコとゼットン2代目をぶちのめしています。
・ミュンヘンオリンピックが開催された8月26日には、一人でグドン、ペギラ、ジラース、レッドキラーの4匹やっつけました。4対1ですよ! これなんて、感動の金メダルものです!誰か、レッドマンさんに金メダルをあげでください!
ちなみに、少年宇宙人である僕、ミミッチが地球に来た1972年8月14日には、コダイゴンとゴモラの2匹をやっつけてくれました。
ありがとう!
レッドマン!
まあ、そんなレッドマンさんなんですが、
僕、個人的にお願いがあります。
レッドマンさんって、怪獣だけじゃなくて、宇宙人もバンバンやっつけちゃうじゃないですか。
それだけは、やめませんか。
いや、やっぱりね、「宇宙人」だって「人」ですから。
ほら、宇宙にはこんな素敵な言葉があるじゃないですか。
「宇宙人同士で争うのはやめよう!」
な・ん・て・ね!
ミミッチでした!
……
……
あ、誰か歩いてきましたよ。
赤っ……あ!
いや、いまあなたのことを……ブログに……
え!?
ちょっと、
や、やめませんか、僕は怪獣じゃなくって、
宇宙…人……ミミッチ星人……
(完)