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「お前も超獣に改造してやろうか!」俺はワル! 異次元人・ヤプール様に降伏せよ!!

2016.06.28

TOPICS

 

最近寝不足のミミッチでーす!

 

なぜ、寝不足かはさておいて、
 
7月5日発売の『ULTRAMAN』単行本8巻!

http://heros-ultraman.com/topics/20160602/post-287

 

その中で、ミミッチが最も注目している人がいます!

それは、北斗くんの協力者として登場する「ヤプール」さん!

 

yapool1 yapool0

はいっ! この人ですっ!

いかにも「いい人」っぽい感じの方ですよね。

こんないい人っぽい「ヤプール」さんなんですが、

1972年に放送された『ウルトラマンA』に登場する「ヤプール人」さんは、

どうだったのかというと、

ぜんぜん「いい人」じゃないんですねー。

 

筋金入りの「ワル」《悪の権化》という感じでしたね。

 

《異次元空間を支配する恐るべき宇宙の悪魔》

 

なんて、ナレーション(CV岸田森)でもいわれています。

そう。ヤプール人は宇宙人でも、怪人でもなく、「異次元人」。

 

毎回「怪獣を超える存在」である「超獣」を生み出して、地球に送り込んでくる悪の存在だったのです。

 

実はこれ、画期的なことで、それまでの『ウルトラマン』シリーズにはなかった、

はじめての「物語全体を通しての敵」、それがヤプール人だったんですね。

 

それに立ち向かったのがウルトラマンAでしたが、この強大な敵の前には何度もピンチに陥ってしまい、

ゾフィー、ウルトラマン、セブン、ジャックのウルトラ兄弟、

そして時にはウルトラの父の力を借りながら、次から次へと繰り出されてくる、

凶悪なヤプール人の超獣軍団に立ち向かっていったのです。

 

そう。

 

今日の「ウルトラ兄弟」という概念が、

はじめて大きく打ち出されたのも『ウルトラマンA』という作品の特徴の一つでした。

 

「ウルトラ兄弟」「ウルトラファミリー」というヒーロー集団が存在するのは、

「ヤプール人」という凶悪な敵集団が存在したから、といえるかもしれません。

 

この強敵・ヤプール人がどれくらい恐ろしいかを、同じくナレーション(CV岸田森)から拾ってみましょう。

 

《ヤプール人は恐ろしいやつだ。残忍なやつだ。地球を征服するためなら手段を選ばない

 なんだってやるのだ。それがまさにヤプール人なのだ》

 

そう!

ヤプール人は地球征服のためなら、なんだってやるんです!

人喰いサボテンで人を襲ったり、少年の鳩をさらって超獣に改造したり、

女子大生10人を超獣にしたり、歯科の女医さんに変身したり…と、本当に手段を選ばないのです!

59ff2335bf426bfa6fd55830ae542bdd出典:http://blog.m-78.jp/2015/03/31/次回!「ウルトラ銀河伝説」には怪獣使いレイが!/

そんな強敵・ヤプール人とウルトラ兄弟の戦いの中で、屈指の名場面といえば、

やはり、ゴルゴダ星における《エースキラー》との戦いでしょう

(『ULTRAMAN』にも出てきますね)

 

《エースキラー》とは、エース打倒のためにヤプール人が造った、悪の超人です。

079695109bfa76dbfdd919d98e9378e0出典:http://blog.m-78.jp/2011/08/03/ウルトラ戦士の強敵たち!/

なんと、エースキラーはゾフィー、ウルトラマン、セブン、ジャックの4人を

十字架に磔(はりつけ)にし、彼らの力(M87光線、スペシウム光線、エメリウム光線、ウルトラブレスレット)を奪い、

その必殺技で、ウルトラマンAと全く同等の能力を持つ《エースロボット》を撃破!

そして、ウルトラマンAもまた、エースキラーの圧倒的な力の前に……!

 

やばい!

 

ウルトラ兄弟、まさかの全滅!?

 

……と。

未見のみなさんは、ここから先はご自身の目で確認なさることをオススメします!

え!?

見られない、ですと?

『ウルトラマンA』のビデオもDVDも持っていない!? 近所のレンタルビデオにもない!?

 

ノンノンノン!

ご心配無用!

 

ワタクシ、ミミッチは!

このブログを書くために! これを書くためだけのために!

『ウルトラマンA』を全話、観直しました! イェーイ!

「hulu」で!

 

そうなんです!

「hulu」では、『ウルトラマン』シリーズが多数配信中なんですねー。

よりどりみどり、見放題なんですねー。

n-2866-01出典:http://m-78.jp/news/n-2866/
(↑これは一部です)

だから、名エピソード、名場面だけを連続で観たり、気になるエピソードを観直してみるなんてこともできます!

たとえば!

ヤプール人の出るエピソードだけを縦断して観たりもできますし、

『80』の学校編だけを観たあとに、

『メビウス』に「80」兄さんが出てくるエピソード「思い出の先生」を観てボロボロ泣いたり、

ってこともできるんです!

 

かつて山頭火は

 

分け入っても分け入っても青い山

 

と詠みましたが、

 

観れども、観れども、名場面!

 

そりゃ、寝不足にもなりますわいな!

 

え!?

えらく「hulu」を勧めるなあ、ですと!?

いいえ! 決して、「hulu」からお金を貰っているわけでは、ございません!

むしろ払っています! 

えっへん!

 

というわけで、だいぶ脱線しましたが、

結局、ヤプール人は、エースにやられるちゃいますが、

そもそも《悪魔》的存在ですから、簡単にそれだけで滅びるわけはありません。

 

《ヤプール死すとも超獣死なず、怨念となって必ず復讐せん!》

 

との板垣退助先生の遺言に匹敵するような名言を残し、Aを苦しめる超獣を生み出し続け、

その後も打倒ウルトラ兄弟に執念を燃やす悪の権化として、

タロウやメビウス、ゼロ、ギンガなど、多くのウルトラヒーローと戦いを繰り広げる、

ウルトラシリーズ屈指の名悪役の一人(!?)となられました。

 

ヤプール人さん、いいっすねー。

 

そう!

じつはミミッチはヤプール人さんファンなのです。

「お前たちも超獣にして手下にしてやろうか!」(CV玄田哲章)なんて言われたら、

 

してしてー!

 

って感じです。

 

そして、ヤプール人さんのお気に入りの手下になったら、

耳元で募る想いを囁きたいと思います。

 

「あの…せっかくエースと互角の《エースロボット》を造れるんだったら、

もっとそれを大量に生産して、戦略的に運用したほうがよくね?」

 

はいッ!

 

というわけで、

 

『ULTRAMAN』でのヤプールおじさんは、第8巻では◯◯なことになっていますが……。

 

今後、どういう役回りを見せるのか…気になるところです。

ミミッチはヤプールさん全般に、これからも注目したいと思っていまーす!

 
ミミッチでした!

 

 

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