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担当は見た!「ULTRAMAN」8巻DVD付き特装版の裏話

2016.08.14

TOPICS

 

こんにちは、イベント担当・Iです。

早速ですが今日は、「ULTRAMAN」の作品担当をしている二代目担当・K氏に話を伺ってみたいと思います。

普段から清水×下口先生に間近に接している担当・K氏から見た、最新コミックスの裏側とは?

作品づくりの現場よりお届けです!

 

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好評発売中!「ULTRAMAN」8巻DVD付き特装版

——Kさん、お疲れ様です。というわけでコミックス8巻の裏話を聞かせてもらいたいと思います。

K氏「Iさん、お疲れ様です!…いやいや、同じ会社でインタビューするのっておかしいでしょ」

——確かに。貴重なご意見ありがとうございます。社内で共有したいと思います。

K氏「あのさぁ…

 

 

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*潘めぐみさんがすごい*

——改めて、作品担当から見た、コミックス8巻の裏話を聞かせてください。

K氏「う〜ん、そうですね。じゃあ折角なんで、DVD付き特装版のお話からしましょうか」

——なんと!『エド』および著者描き下ろしストーリーの『北斗』のモーションコミック、それに、佐山レナ(CV:内田真礼)が歌う「ウルトラブ」と、北斗星司(CV:潘めぐみ)が歌う「NO ONE KNOWS」! 非常に豪華な内容のDVD付き特装版のお話ですね!(ご購入はこちら

K氏「うん。丁寧な説明ありがとう。で、その収録時の話なんだけど」

——モーションコミックというのはその名の通り「動く漫画」。つまり、アニメのように漫画のコマが動くので、声優によるアフレコが必要であると。その収録時のお話ですね。

s_ex_hokuto_03982モーションコミック『北斗』より

K氏「うん。本当に丁寧な説明ありがとう。で、今回のDVDに収録されている『北斗』では、北斗と夕子がセリフで掛け合うシーンがあるんですよ」

——ほうほう。

K氏「でも、著者たっての希望もあって、潘めぐみさんが北斗と夕子を一人二役で演じているわけなんです」

——まるで孫悟空孫悟飯を一人二役で演じた野沢雅子さんみたい!

K氏「うん。まあそうなんだけどね。でも北斗と夕子じゃ性別も違うし、潘さんは全く別のキャラクターを一人で演じているわけですよ」

——しかも二人は惹かれ合っているんですよね? お互いに好きな相手を一人で演じるって想像するだけでかなりの難しそうですよね。

K氏「そうなんですよ。だから普通は北斗のパートは北斗のパートだけで収録して、夕子のパートは夕子のパートだけで収録して、最後に二つをくっつける、という形になると思うんだけど、今回は一発録り。潘さんが北斗と夕子を流れのまま交互に演じていたんです。それを見たときに、やっぱり声優さんってすごいなって改めて思いました」

——一人で二人の別人を演じるって、まるで『マジンガーZ』のあしゅら男爵みたいですね!

K氏「ちなみに、『エド』のモーションコミックではナレーションもやっているし、『北斗』も少年期と青年期の両方を演じているので、夕子と合わせると、実質一人四役やっていることになるんです。潘さんは本当にすごい」

——潘さん!ウルトラマン好きな潘さん!これからも仲良くしたいです!

 

 

profile引用:http://miyataryo.com/profile/

*宮田“レフティ”リョウさんがすごい*

——今回の『北斗』のエンディングでベースを弾いてくださっているのは、宮田“レフティ”リョウさん。左利きなんでしょうかね?

K氏「まあ右利きだったら“レフティ”と名乗らないと思うけど、それを僕に聞かないでください。大人気バンド『イトヲカシ』の方ですよ、知ってますか?」

——もちろん!TVアニメ『双星の陰陽師』ED曲の担当もされるんですよね。

K氏「宮田さんはベーシストだけじゃなくてプロデュースのお仕事もたくさんされていて、『テニスの王子様』のアルバム曲も手がけていたりするんですよ」

——そうやって改めて『北斗』の曲「NO ONE KNOWS」を聴くと、ヘビーな曲調でベース音がすごく効いていますね。

K氏「そうそう。この『NO ONE KNOWS』は、今回のDVD付き特装版でしか聴けない曲ですからね。ぜひ、まだ聴いていない方は特装版をお求めください」

 

 

utm08c_cover好評発売中!「ULTRAMAN」8巻

*50話目のサブタイトル=「誕生」*

——8巻が生まれる中での、作家さんとのエピソードは何かありますか?

K氏「そうですね。毎回、サブタイトルは作家さんと相談してつけているのですが、『50話のサブタイトルは「誕生」です』と連絡をもらったときに『感慨深いですね〜』という話をしたのを覚えています。『ULTRAMAN』がようやく50話まで来て、ようやく進次郎もウルトラマンとしての自覚を持ち始め、そういうものがいろいろとこみ上げてきて、節目となる50話にふさわしいサブタイトルだと思いました。ちなみに、『ウルトラマン』放送開始50年に合わせて作家さんがつけたのかどうかは不明です」

——ところで、8巻のラストでも登場し、最近めっきり主人公的ポジションとなっている光太郎ですが、これは“あの”光太郎ということで良いんでしょうか?

K氏「ズバリ言いましょう。まだ作中では『光太郎』としか呼ばれていませんが、彼の苗字は『東』です

 

——結構ズバリ言いましたね〜。それでは、今後着るであろうスーツの両ツノも期待して良いんですね!

K氏「ご期待ください!」

 

 

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*下口先生の作画の苦労*

——最新8巻では、先生たちはどんな苦労をされてましたが?

K氏「下口さんに作画の思い出を聞いたら『ネペンテス星人の枝が大変だった』とおっしゃっていました。とにかく細かく、ペン入れもトーン作業も大変で。それを知ってか知らずか、ネペンテス星人のラストシーンでは、清水さんの書いたシナリオに『かつてないほど大量の枝を出すネペンテス星人』と書いてあって、かなりしんどい思いをされたようです」

スクリーンショット 2016-08-12 04.09.03作画は大変!? ネペンテス星人とのクライマックスは必読!

——なるほど。では最後に。担当編集として、今回の8巻で一番好きなシーンを教えてください。

K氏「シーンではなくてコマなんですが、P109.2コマ目の『別に大丈夫だもん』のレナの顔ですね」

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からの

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——確かにこの顔はヤバいですね。レナファンの心を鷲掴みにします。

K氏「でしょ?」

——皆さんも、まだ読まれていなかったら、そんな「ULTRAMAN」8巻を是非お楽しみください! また、担当編集・K氏、ありがとうございました!

K氏「は〜い、皆さんよろしくお願いいたします〜!」

——Kさん、ありがとうございました!それでは、引き続きULTRAMANをよろしくお願いいたします。「担当は見た!「ULTRAMAN」8巻DVD付き特装版の裏話」、イベント担当・Iでした!

 

 

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